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5年前・残暑の京都を自転車で爆走

小学校の修学旅行は箱根・鎌倉だった。
中学の修学旅行は会津・日光だった。
高校の修学旅行は九州縦断だった。


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わたしが京都を初めて訪れたのは成人してからだった。

2011年12月。立命館大学で開かれた「プリーモ・レーヴィーアウシュビッツを考えぬいた作家ー」という展示を見ることが目的の、旅。とにかくお金がなかったので夜行バスで7時間とかかけて京都まで行ったことをよく覚えてる。
着いたのが早朝すぎてどこにも行けなくて、小腹を満たすことすらできなくて。バスでも眠れなかったから漫画喫茶で仮眠してから行動したな。一泊だけして、鈍行列車で、今度は12時間くらいかけて、東京に帰った。あんな過酷な旅、もうできなすぎていい思い出だ。

それから2年後、家族4人で二泊三日の京都旅。思い出すとじんわりくる、これもいい旅だった。


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次、2015年の夏の終わり。ふと思い立って一人旅。たった一泊二日、ひとりの時間を持て余すほどには寂しいと思った。レンタサイクルをぶっ飛ばし、恵文社を初めて訪れた、この時。黒い雲と追いかけっこになって、結局降られたんでした。


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恵文社にはすてきなものがありすぎて、結局何も買えなかったのです。その代わり靴を手に入れた。ここでNAOTの受注会をしていたの。一目惚れしてオルガを注文して帰ってきたら、憧れの友だちとお揃いだったという。

恵文社の近くにウケンムケンというすてきなアクセサリー屋さんがあって、ここでわたしは「黄鉄鉱リング」という真鍮製の指輪を買った。気に入ってたのにいつだか無くしてしまったんだよな。
久しぶりに調べてみたら、一乗寺から移転してた。まだお店があってとても嬉しい。

喉カラカラになったわたしは、KAFE工船というお店に避難してアイスコーヒーを飲ませてもらった。当時、どうやって見つけたのか記憶がないけど、ここもまだちゃんとある。


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京都って本当にいいところですね。


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