今日から妊娠35w
先週、はじめて里帰り先の病院で妊婦検診を受けてきた。予約は土曜の朝に入っていたので、夫が金曜に有休を取ってくれて一緒に帰省した。「一人でも帰れるよ」と言ったのだが、心配だし自分も話を聞きたいからついて行くと言ってくれた。
子どもの頃から使っている診察券には旧姓が登録されている。まずは総合受付で診察券を再発行してもらう。それから自動受付機で受診科にチェックインして、母子手帳と紹介状を提出。尿検査、体重と血圧の測定をしたあと、問診表を記入。待合スペースはひっそりとしている。そうこうしているうちに診察室へ呼ばれた。
医師と会話しつつ、エコーでややこを診てもらう。初診だからかかなりていねいに診てくれたと思う。「お父さん見えますか」と夫にも声を掛けてくれるのでありがたい。通っていた産院では付き添いが禁止されていたので、彼は3月に精密超音波検査を外部のクリニックで受けたとき以来の診察室だ。
脳や心臓、膀胱などの各種内蔵、胎盤やへその緒、羊水の量、顔のつくり、胎児の大きさなどを確認しながら問題はないですと言われ、これまでにも「順調です」としか言われなかったのだけどやっぱりホッとする。
診察はスムーズに終わった。ちなみにややこの推定体重は2200g、だったかな? どうやら標準的に育っているみたい。
診察のあとで助産師との面談があった。資料や教科書的なノートをもらい、34週までに終えているべき内容を一気に話されたのでかなり時間がかかったが、入院に必要なものや入院中の経過がクリアになったのでよかった。
夫は立ち合いを希望している。出産予定日の1週間ほど前からわたしの実家にやってくる予定なのだが、予定は予定なんであって、それよりも早まってしまえば立ち合いは叶わないかもしれない。
コロナ対応はまだ余韻的な感じで残っており、34週以降は一日2回の検温と体調チェック表が渡された。出産時もずっと一緒にいてもらえるわけではなく、そろそろ産まれるぞというタイミングで呼び出す必要があるらしい。基本的には自分で電話を掛けなくてはいけない。サポートはしてもらえるらしいけど、ちゃんとタイミングよくできるだろうか。
今日から完全に帰省する。昨年末、当時出産のために京都から里帰りしていた友人と会ったとき「ホームシックというか、もう京都が自分の居場所になってるんだよね」と聞いた。そのときはそんなものかなと思ったけど、その言葉の意味をひしひしと実感してる、ここ最近。
夫とは約1ヶ月別々に暮らす。わたしは自分の家族と一緒だからまだいいけど、彼は毎日「行っちゃうの?」と寂しそうな顔をする。半分は冗談だとわかってはいるものの、毎日ラインしたり、ややこの様子を伝えたり、相談したり、そういうことはしっかりやろうと思う。
今日は午後休を取ってくれて、やはり一緒に帰省する。
夫は半年間育休を取るので、その間は基本的には四六時中一緒にいることになる。夫婦二人きりの生活は今日までで一区切り。正直すごく寂しいけど、新章突入って感じで、楽しみでもある。
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