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これからのこと。

みなさまお久しぶりです。
今回は今の私について、これからどんな事をこのnoteでお伝えしていきたいかを話していきたいと思います。

これからのことについて、深く考えるきっかけになったのは松本で感じたことが大きいです。
先週末から4日間は今年2回目となる松本そして諏訪にも初めて行ってきました。
会場のakubiiさんのとても素敵なご家族とのご縁に感謝しております。
私が松本を好きになるきっかけになったのは一緒に出店した松本在住の翠さんとの出会いです。


翠さんの帯ドレス
写真はakubiiさんより

suieさんとは確か2019年に、大阪の阪急百貨店で展示をされていて、そこで初めて出会いました。
その時に飾られていたアトリエコートが
とても素敵で一目惚れ。
そこから少しずつ会うようになり、松本に初めて行ったのは2022年の秋頃です。
お互い作っているものは違いますが、一人で活動している同年代の女性として共感できることが多く、フリーで活動している方が多い松本に行ってみたかったのもひとつの理由です。
もちろん他にも自然や食、工芸の街と言われる松本に興味がありました。

初めて降りた松本駅。
まず空気が澄んでいて心地よいこと。
山々に囲まれていてただ歩いているだけでゆっくりと深呼吸ができるような街。
背の高い建物がなくて、個人でやられている飲食店がぎゅっと密集していて、そして
どこのお店もとてもセンスがあるお店さんばかりでした。

東京からの移住者や松本出身の方がUターンで戻ってこられていて、街全体が良い雰囲気でお互いのお店をライバルではなく、むしろ応援し合うような本当に良い環境だなと思いました。

私は元々ずっと東京で働いていて、菜食レストランのマネージャーを務めた数年はがむしゃらにただ頑張っていて、結局自分には何が残るのだろう。自分は何がしたいのかを問いかけるようになりました。ある日を境に東京で働いていることに疲れてきていることに気が付き、頑張っている人が正しい、頑張らないといけない空気感がある東京はずっといる場所ではないと思うようになりました。もちろん東京にいる人全てにこれが当てはまる訳ではないですし、がむしゃらに頑張る時期があるのも大切だなと思います。私がいた環境は無理をして頑張ってこそ高く評価される、そんな雰囲気でした。

そしていろいろなご縁やタイミングがあって大阪に行くことになり、初めて来たのが2018年。京都は好きでよく旅行に来ていましたが、大阪に来るのは初めてでした。
実際大阪に来てからはすぐにフリーでは活動していなく、京都や奈良でカフェスタッフやレシピ提供のお仕事をしていました。
まず一番に思ったことは大阪をはじめ関西のみなさんが本当にあたたかい人ばかりだったこと。良い意味で壁がなく初対面でもいろいろ話しかけていただけるのがとても嬉しかったです。人との関わりだったり話すことが好きな私にはぴったりな場所でした。


定番のスコーン

大阪では本当にいろいろなご縁をいただいて今はmizuiroとして活動させていただいてます。出会ったみなさまには感謝しかありません。

そして今、好きな場所でありがたい環境の中にいて心地よいからこそ、頑張りすぎかなと思うことも最近増えてきました。でも松本の街は個人のお店さんが多いものの、あくまでも自分主体の営業、朝と昼だけとか週に3、4日の営業など。
無理なく続けられて、そして趣味の時間を大切にしていたり楽しく過ごしている方ばかりな印象でした。みんながそうではないかもしれないですが、私が出会う松本のみなさまはそんな雰囲気の方が多く思います。もちろん関西にもそんな雰囲気で活動されている方もいらっしゃると思います。

私も今の自分の在り方を客観的に見た時にずっと続けたいことだからこそ、無理なく
日々を過ごすことを心がけないと、本当に人生はあっという間に過ぎてしまうこと。今回の松本の旅で改めて思いました。

松本に行くと、いつもこの自分を大切にすることを一番に考えて活動しなければと
思い出すことができるリセットの時間でもあります。

長くなりましたが、今後はこちらでご家庭でも簡単に作れるレシピを公開したり、カフェや企業さまにレシピ提供をすること。そして長年夢見てきた書籍などにも力を入れて、作ることにこだわらず、今までの自分の経験や知識、生き方や在り方などをお伝えすること。これからも無理なく楽しくmizuiroとして活動を続けられるような仕組みを作っていきたいとおもいます。


初夏のレッスンでのデザート

8月末頃には第一段としてレシピ公開できるようにしていくつもりです。

遠方の方でもmizuiroの菜食レシピを見ていただけるきっかけとなり、菜食レシピは日々の食卓に少しプラスするだけでからだも心も健やかになると私は思います。

私がテーマとしている幸せの循環に少しでも繋がりますように。

近い未来として書籍化を目標に頑張りたいと思います。みなさまどうぞ暖かく見守っていただけましたら幸いです。

mizuiro
小川恵利

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