見出し画像

もうすぐおわる


おわると思っていなかったけど

急に終わりはやってくる


日常は

盆提灯のように 

くるくると やわらかな 魔法にかわる


まわりのひとのなかにも

わたしが住んでいたのだと


かれらもまた

わたしの中で生きていたのだと


その時が近づいて

はじめてきづく



光の柱は

あたたかく やわらかく

わたしにとどめをうつ



かれらも わたしも

遠い遠いところからやってきたのだと

ゆうらり ふうらりと

引き離すように


















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?