えちゃ

わたしと、病気のわたしのこと☺︎

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最近の記事

ぶちこわされたもの

"病気" これは一瞬で価値観を変えてくる。 大げさかもしれないけれど、病気になって、手術をして、医療を知って、私が見る世界は大きく変わった。 変わらないことも、変わらない関係も もちろんたくさんある。けれど、何をどうしてたって、ふとしたときに私の頭には "子宮内膜症" がいる。 お腹を見れば綺麗な手術創が残ってて、いつだって思い出す。 それは私の中だけのことだけど。 自分のことなのに、先生たちの方が詳しくて、でも病巣は確実に自分の中にあって、とんでもなく病気は孤独だ。

    • 半年経ちました

      手術から約半年後の定期通院の日。 「今日はがん検診と再発してないかチェックします。」 言われてみれば術後1ヶ月の時しか診察してもらってなかったけど、薬飲んでればまず再発はないと思っていたので、そんな言葉に動揺して始まった今回の診察。 「薬効いてるから子宮内膜も薄いです。」 へぇ〜当たり前だけどそんなこともわかるのか 不思議〜 とか思いながら、「再発はしてない」の言葉に安堵して、がん検診も定期検診もパパっと終わる。 慣れるものでもないけど、特別痛みとかもないし、もう抵抗も

      • 4ヶ月経ちました。

        腹痛で病院に行って手術をしてから4ヶ月経った。 つまり、子宮内膜症と診断されてから4ヶ月。 私は4ヶ月前の今日以前となんら変わらない生活をしている。 朝晩に薬を飲んで、生理がないこと以外は、本当に全く変わらない。(薬の副作用もほぼないので) それでも疾患持ちなのは不思議。病気って本当に不思議。 入院中に明らかに歳下の看護師さんに靴下履かせてもらったりシャンプーしてもらったり、26歳くらいかと思ったと言われたりしたことを思い出した。 よりにもよって私にしては髪の毛が長い時期

        • 言葉が通じない

          病院に入ったら、私は赤ちゃんのようだった。 知識がなさ過ぎて、医者や看護師の話す言葉の意味がわからない。 貧血7だからな〜白血球が2万超えてて… ヤバイという意味合いで使ってるのは伝わってくるが、全然わからない。 医療従事者のように詳しくなる必要はないと思う。けれど、やっぱり自分の病気だし、ちゃんと自分でわかりたい。 退院してから、ネットと本で子宮内膜症について、医療について色々調べた。 なんで入院中に調べなかったんだろう、もっと先生に話聞きたかったな、と思った。

        ぶちこわされたもの

          病気の公表

          バスケットが好きでシーズン中はよく観に行くのですが、最近2人の選手が病気を公表しました。 2人とも潰瘍性大腸炎という指定難病です。 アスリートである2人は、病気を公表しました。 2人とも共通して、指定難病を抱えてますが自分は至って元気です!という事を言っていました。 これにはなんだか自分に通ずるものがあって。私の場合は難病ではないけれど。 アスリートと1観客なので、公表しなければこの先一生知ることはなかったでしょう。 公表すればフィルターがかかってしまうことも、彼らはわ

          病気の公表

          寝起きで救急車を呼ぼうか迷っている人に伝えたいこと

          結論 そんな人は多分これを読んでいない が、それでも書く。 余裕があれば、パジャマじゃなくて家着くらいには着替えた方がいい。 もし入院にならなくても、その服で運ばれた病院から家に帰らなければならない。 眼鏡の人は眼鏡をかけることも忘れずに。 これ地味に困った。書類とか説明の文とかめっちゃ近付いて見てた。笑 もしかしたら長くなるかもと予感してる人は、スマホの充電器。 ただでさえお金かかるのに、病院なんてコンビニしかないから無駄に高い充電器買うことになってしまう。充電器買

          寝起きで救急車を呼ぼうか迷っている人に伝えたいこと

          私が病気になっても世界は1ミリくらいしか変わらないのに、私の見る世界は結構変わってしまった

          病んでる雰囲気のタイトルになったけど、特に病んでるわけではないです。笑 別に今までと同じような毎日を過ごしてるし、なんなら薬でちょっと快適だし。 ただ、私が見る世界は、病気がわかって変わってしまったなぁと思う。 これまで大して気にも留めていなかった医療というものを知ってしまって、知りたいと思ってしまって。 新しい世界を知ることができたのはプラスに捉えたいし、プラスなんだけど、価値観が変わってしまったことはちょっぴり悲しくもある。 もう知らなかった時には戻れない。 わた

          私が病気になっても世界は1ミリくらいしか変わらないのに、私の見る世界は結構変わってしまった

          親友

          大学のときに出逢った、偶然にも同郷の、ちょっぴり背の高い彼女。 私の親友。 彼女とは本当にパートナーのような関係で。 お互いの下着を洗ってたためるくらいには家族のようで。 同じものを同じときに同じ熱で感じれる人。こんな人にはもう出逢えないと思う。 全然違う仕事してるのに、テンションの浮き沈みが同じなのも笑ってしまう。 コロナの影響で面会禁止だった病院。 一人暮らしで親も近くにいるわけではないので、退院の日に着て帰れる服を親友に届けてもらいました。 (なんせパジャマ。聞けば

          手術の創

          私のお腹の手術の創は四箇所。 こうやって調べてみると、病院によったり、症状によって違ってて、基本的には三箇所なのかな? 東京女子医科大学病院 https://www.twmu-obgy.com/medical/fukukuukyouka.html 永寿総合病院 http://www.eijuhp.com/shinryouka/sanfujinka02.html (画像探そうと思ったら見事に話題の病院が出てきた) 私のお腹にいたやつ、巨大な嚢胞だったのか… 色々見てて今

          手術の創

          改めて、わたしの病気

          手術をして、先生から説明をされました。 右じゃなくて、左側の卵巣嚢胞が破裂。 チョコレート嚢胞と言われるやつ。 破裂していたので、腹膜炎の状態だった。 卵巣や子宮には軽度癒着。 手術で嚢胞は取ったけれど、重症の内膜症。 これからも治療が必要。 内膜症は不妊の原因にもなるので、妊娠希望で成立しなければ検査や治療をしてもいいかも。 手術が終わって、終わりなのかなと思っていました。正直なところ。 子宮内膜症って名前は聞いたことあったけど、全然どんな病気か知らなかった。 退院して

          改めて、わたしの病気

          手術、そして入院

          手術を待ってる時間、手術、手術から2日間ぐらいは基本的に記憶が曖昧。 手術のための着替えも、お臍の掃除も、毛の処理も成すがまま。 それでコレもまた恥ずかしい話なのですが! どうやら本来、お臍の掃除も毛の処理も自分でやるらしいんです。ナンテコッタ!!看護師さんはそんなこと気にも止めてないと思うけど、やっぱり恥ずかしい…。お臍めっちゃ汚いとか思われてたらどうしよう…とか思うよね、女子だもん。 手術室が空くのを待って、いざ手術へ。 麻酔科医の先生と何科か忘れたけど女医さん2人の

          手術、そして入院

          主治医と、右足の靴下

          病棟に運ばれると再び診察だった。 ぐったりしながらも、さっき診てもらいましたやんっと心でつっこむことを忘れない。 ところで、明け方に救急車を呼んだのでパジャマのままだったのです。 UNIQLOのあったかいやつ。それで靴下はこういうもこもこのやつ。 【公式】gelato pique(ジェラートピケ)|オフィシャル通販サイト -パジャマ・ルームウェア- https://gelatopique.com ごめんなさい。見栄張りました。 ジェラピケじゃないです。そのへんで300円

          主治医と、右足の靴下

          婦人科に上げられる

          婦人科に運ばれると待っていたのは女医さん。 なんとなくですが、女医さんの方がホッとしますよね。 そして診察を受けた私は感動した。 あまりのストレスのなさに。診察ってこんなに楽だったのかと…! 考えてみたらこれまで婦人科で診てもらったのって、会社の健康診断だけで、毎回おじさん先生だったのよね。 すごい発見だった。 脱線するけど、どうして健康診断の婦人科っておじさんやおじいちゃん先生が多いのだろうか。田舎だから…? 話を戻して。 診察してくれた女医さんから言われたのは 多

          婦人科に上げられる

          卵巣がめちゃくちゃ腫れている

          1つ目の病院に断られ、次の病院への搬送が決まった私。 もちろんどこの病院かなんてわからず、ただ運ばれる。 病院に着くともう自力でほぼ動けない状態で、いい大人が若者たち大勢に手を貸され院内に運ばれる。 ストレッチャーに移るときも背中に板入れてごろんって。テレビでよく聞く1・2・3で移された気もするけど背中に板入れたなら持ち上げられてない気もするし、記憶が曖昧だ。笑 救急外来に運ばれ、採血失敗され、腹部CT?(時間の長さ的にMRIではない気がする)やら検査をされる。 早朝なのに

          卵巣がめちゃくちゃ腫れている

          それは突然に

          忘れもしない、月曜日の午前4時頃。 お腹が痛くて目が覚める。 お腹が痛いときって、大抵トイレにいけばどうにかなると思っているのだけど、トイレにいってもなかなか痛みがひかない。 なんなら冷や汗みたいなものも出てきた。 この時はまさにコロナが騒がれ出した時期で、すぐさまスマホで 「コロナ 腹痛」 と検索した。 出てきた検索結果によると、コロナによる腹痛だと熱は出ないらしく、若干の熱っぽさがあったので少しホッとする。笑 薬を飲もうかとも思ったのだけど、コロナの場合、イヴプロフェン

          それは突然に

          わたしと、病気のわたしのこと。

          はじめまして☺︎ テレビとバスケと、ちょっぴりお洋服が好きな独身女子です。 数ヶ月前、それは突然に。 自分が 子宮内膜症 と知りました。 少し調べた限りでも子宮内膜症の症状は様々で、治療方法も様々です。 私の場合は、根気強く閉経までお付き合いしていかなきゃいけなくて、今と数年後ではまた感じること、思うことが違う気がして。 病気がわかって数ヶ月経った今、それを記録しておきたいなぁと思いnoteで文字にしてみることにしました。 あくまで記録用なので上手な文章は書けませんが

          わたしと、病気のわたしのこと。