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はじめてのことをうまくやる4つのステップ

noteで連載しておりました「じぶん編集」の授業の書籍が本日10月25日に発売しました!

今回は、この『うまくやる〜コミュニケーションが変わる25のレッスン〜』の第3章の一部を公開します。


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はじめてのことをうまくやる4つのステップ

「はじめて」のことって、つい緊張し、構えてしまって、うまくいかないことが多いものです。しかし、どんなにはじめてのことでも、手順さえしっかり踏めば、失敗せずに、良い結果が残せるものなのです。まずはその方法から紹介します。

できるようになるには手順がある

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👩「先生、私、この間、ジョブローテーションで通販事業部の配属になったんです。お客様対応や商品発送とかもあって、慣れない仕事にちょっとダウン気味なんです。」

🐻「なんでも、はじめてのことって、何から手をつけていいかわからないし、間違えたらいけないと緊張するし、うまくできないと思い込んでしまうことが多いですよね。しかし、あせらないでください。きちっとステップを踏めば、はじめてのことも、うまくできるようになります。」

👩「本当ですか?ぜひ教えてください!」

🐻「では順を追って説明しますね。
まずは『ステップ1:人を観察する』です。仕事、勉強、趣味、なんでもそうですが、先にそれをうまくやっている人を観察します。単純に『上手だな』とか『作業が速いな』とか『まとめ方が上手だな』とか、そういった感想レベルではなく、もう少し細かい部分、真似できそうな部分を探してインプットしてきます。」

👩「思い出してみると、先輩の田中さんは発送作業の手際がいいですね。もしかしたら、箱詰めの作業が速いのかな?もう一人の先輩の鈴木さんは、とにかく場を和ませてくれる人で、お客様対応もうまいですね。」

🐻「なるほど、そうなんですね。今度からはより詳しく観察して、できるだけ感じ取ったことを忘れないようメモや写真や動画に残すのがオススメです。
それができたら『ステップ2:仮説を立てる』に移ります。ステップ1の観察から得た情報を頼りに、考えられるだけの仮説を立ててみてください。」

👩「はい。えーっと、田中さんは、鈴木さんより、いつも箱詰めの作業が早く終わります。もしかしたら、目線の配り方にコツがあるのかな。」

🐻「目線の配り方とはどういうことですか?」

👩「んー、数秒先にやることを先回りして見ているから次の動作へ移るのがスムーズになるんじゃないのかな?いや、田中さんは鈴木さんと違って足でリズムを取っていたかも。それがスピードにつながっているのかな。」

🐻「では鈴木さんはどうですか?」

👩「鈴木さんは、田中さんより周りの人とのコミュニケーションをうまく取っているように思います。いつもニコニコしていて、気配りがすごいというのかな?」

🐻「なるほど、そこから仮説を立てるとなるとどうですか?」

👩「『田中さんは仕事は速いけど、人と話すのは得意ではないのではないか?』『一方で、鈴木さんは、あの笑顔で人を惹きつけているのではないか?』ですかね。」

🐻「はい。ありがとうございます。
では、ステップ2の仮説をもとに、次は『ステップ3:じぶんはどうしたいのか』を考えていきます。
具体的には、じぶんはどうしたいのか、何を実行するのかを決定します。2に挙げた例で言うと、『田中さんの作業効率を見習って、じぶんも作業効率を上げたいのか?』『鈴木さんのようなコミュニケーション能力を上げたいのか?』その仮説を今回のできるようになることの目的と照らし合わせて、それに対してどうしたいのかを意思決定します。

それができたら後は『ステップ4:やってみる』です。ステップ3で決めたことをステップ2の仮説をもとに真似してやってみてください。もしもうまくできなかったら、細部まで観察、研究できていないか、それに対して繰り返し練習できていないかのどちらかです。」

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うまくできたじぶんを褒める

👩「できればどっちもうまくやりたいんですが、欲張りですかね。」

🐻「そんなことはありません。ただ、一つひとつやったほうが、結果的にふたついっぺんにやるよりも、習得が早いかもしれません。あせらず、優先順位をつけてみるのもいいでしょう。

うまくやれない、できない、には理由があります。大抵の場合『やり方がわからない』から『できない』となります。やる気がないとか、意識が低いというのは精神論であって、そこに気合いを入れたからといって、できないものができるようにはなりません。やり方がわからない人は、やり方をよく見て(よく調べて)真似ればいいのです。

そして、それがうまくできるようになったら、じぶんを褒めてください。すごく当たり前のことですが、真似する→できる→褒める。コンサルティングでも課題解決のフレームの基本はここにあります。


『うまくやる』はじめてのことをうまくやる4つのステップ
より引用

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本書では、下記の4つのチャプターに分け、コミュニケーションを「うまくやる」コツをまとめています。

(1)じぶん自身を、うまく掘り下げる
(2)じぶんを演出して、うまく魅せる
(3)コミュニケーションをデザインして、うまく伝える
(4)トレンドを読み、うまく発信する


今回のnoteに掲載したストーリーは、第3章「コミュニケーションをデザインして、うまく伝える」から引用しました。

また、Twitterでも書籍の発売までの様子や書籍の一部を公開しています。


▼note公式さんに取り上げていただきました!▼


▼特設サイトはこちら▼


▼第1〜2章の一部公開はこちら▼


よりわかりやすく、より理解していただけるようにと、内容を磨いてきた本です。どうぞよろしくお願いいたします。


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株式会社エレダイ2 (eredie2.jp) 代表 / クリエイティブディレクター、株式会社ゆっくりおいしいねむたいな (slowlyyummysleepy.jp) 代表。京都精華大学・京都芸術大学 非常勤講師。著書「うまくやる」発売中。morihitokumano.work

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コメント (2)
初めまして
本を購入し、読んでいる途中ですが、p106のアンカリング効果が、文中アカリング効果となっています。
気になったので、お伝えしました。
ははこさん、ご指摘ありがとうございます。初版で誤植があり、第二版で修正いたしました。ご迷惑をおかけしてすみません。また、読んでいただきありがとうございます🐻もしよろしければ、感想などお聞かせいただけますと幸いです。
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