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先生、ChatGPTは人間の仕事を奪うのですか?

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AIの専門知識の無い大学生に生成AIを解説する目的で書き始めた記事です。 1回から4回までは概要説明を、5回から12回は「AI倫理」をテーマに様々な事柄を紹介しています。
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#AIラボ

AI倫理の源流

AI倫理の源流

先日投稿した記事『先生、ChatGPTは私たちの仕事を奪うのですか?』は、ことのほか多くの方々に読んでいただけたようで、正直驚いてます。NOTEの記事にはサブタイトルが付けられないようなので再掲しておくと…

第1次AIブームと現在の歴史的相似

生成系AIは機械翻訳技術の発展系

AI倫理:人々はチャットボットに何故ザワザワするのか?

生成系AIの現在位置

…の4本です。未読の方は是非。よろ

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ジョゼフ・ワイゼンバウム

ジョゼフ・ワイゼンバウム

前回の投稿から時間が経ってしまいましたが…
友人から「もう少しテンポ良く投稿できないのか?」と突っ込まれてます。やはりブログは「短めの記事をできれば毎日」が読みやすいらしいそうで…指摘はもっともなんだけど、あの言い方がねぇ。悔し紛れに「今月中にこのシリーズを終わらせる」と啖呵を切ってしまいました。「#10月これやる宣言」に便乗します。それでは…

史上初の「AI倫理」論争を追って(2)前回、現代の

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1960年代のハッカーたち

1960年代のハッカーたち

この回、どっちのネタを先に出すか?で悩みました。あれこれ考えたんだけど、結局、このネタを採用しました。

史上初の「AI倫理」論争を追って(3)人工知能の父として有名なジョン・マッカーシーは、ジョゼフ・ワイゼンバウムの著作にもっとも反発した人物の一人ではないかと僕は想像しています。それはマッカーシーの書評『An Unreasonable Book』の極めて批判的な内容からも明らかです。きっと彼が愛

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ジョン・マッカーシーの批判

ジョン・マッカーシーの批判

史上初の「AI倫理」論争を追って(4)前回は、書籍『ハッカーズ』を紹介しました。その第1部は1960年代〜70年代に米ボストン・ケンブリッジのテックスクエア界隈で起こった出来事を扱ってますが、その雰囲気を伝える画像を探してみたところ、談笑する4人の男性が写った写真が見つかりました。左からクロード・シャノン(情報理論で有名な大御所です)、ジョン・マッカーシー、エド・フレドキン(前回紹介したWho's

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