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ファイル共有がなぜ大企業で使われるようになったのか

新年度になり、かわら版も4年目になりました。ご愛読ありがとうございます。

今回は昔話からスタートして、「ファイル共有の一番の価値ってなんなのだろう」ということを考えたいと思います。

かれこれ25年以上も昔の1990年代初頭

ちょうど大きな会社では「社内のネットワーク化」が進められていました。

このころ「自分は何を一番便利と感じたのだろう?」と自問しました。その答えはずばり

パソコンにいれてあるデータをなくさなくてすむこと

でした。下図は昔のコンピュータネットワークのイメージです。

図1:昔のコンピュータネットワークとファイル共有

コンピュータ室には専門家がいて、ファイル共有用のコンピュータ(サーバー)がきちんと動いているか監視しています。

データは定期的に磁気メディアに保管されて、災害に備えて倉庫などに保管されていました。

当時のパソコンはしばしばクラッシュしましたので、データを専門家に管理してもらうことで精神的にも負担がずいぶん軽くなりました。

データをなくさないこと。これが会社の大小を問わず、ファイル共有の第1の価値だと思います。

図2:クラウドをつかったファイル共有とバックアップ

上図2は弊社で導入させていただているファイル共有のイメージです。ご要望いただける場合には、クラウドにデータをバックアップします。

クラウドはアマゾンドットコムやマイクロソフトが運営しているものをご利用いただきますので、考えうる最高の災害対策となっています。

監視や管理は弊社で行いますので、専門家も不要です。これなら、データをなくしてしまうリスクが相当軽減されます。

それにしても、昔と比較してもずいぶんスマートになったなぁ、と思う次第です。

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