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【3,000冊を超える】キックバックのマンガ「あげます」 | おすすめマンガを紹介 #1

2021.9.18(土) キック・バック・サルーンが40年の歴史に幕を降ろす。

キック・バック・サルーン、通称「キックバック」は埼玉県さいたま市にある喫茶店で、僕の実家でもあります。は〜い!

この喫茶店の経営兼コックがボクの父親で通称トミー。マスターなんて呼ばれたりもしてますね。そして、相棒の故・レイコちゃん(母親)。キックバックは島村夫婦で切り盛りしていたわけです。

ちなみにキックバックの上(2F)にはマスターのせがれとかって呼ばれるボク含めた島村家の3人が住んでいました。

キックバックのマンガを紹介! 〜欲しい人連絡ください〜

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で、早速本題です。閉店の感傷に浸っている時間はないのです。

キックバックには推定3,000冊を超えるマンガがあるわけなんですけど、店を閉めるにあたってトミーはこのマンガ群を「欲しい人にあげる」と大号令。残ったら全部ブックオフに売るそうです。

どれも愛着あるマンガなのに、さいたまのブックオフ100円コーナーをボリューミーにするだけなのはちょっと寂しい。そこで、キックバックのマンガを紹介するので、欲しい人、興味がある人は連絡ください。

(3000冊なんてさらっていったけどこの量はほぼマンガ喫茶)

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というわけでレッツゴー!(ビッキーかわいい〜〜〜!!!!)

入ってすぐ右側の本棚①  | 「オールドボーイ」

※ここでは島村個人が読んだり、読まなかったマンガをピックアップして一言紹介しています。勝手なこと書きますが、取り上げるものはどれも傑作です。それと、ボクはほんと物忘れがすごいんで覚えてないものは「忘れた」と正直に言いますが、やはり傑作なのです。作者とか出版元は量が膨大なので省きます。
※本棚、左上から順に紹介します。
※敬称は略です。

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「どくだみ荘」
いきなりなつかし〜! こんな下劣でキュートな男見たことない!

「シティハンター」
冴羽獠……。こんな男になりたい。

「月下の棋士」
ハードボイルドな将棋マンガ。内容は忘れたけど興奮して一気読みした。

「ナニワ金融道」
肉欲棒太郎というネーミングセンスに脱帽。

「オールドボーイ」
なんとなく読み始めたら面白すぎて……、映画化される前から俺は知っていた! このマンガ面白すぎ。

「JIN」
忘れちゃった。

「MASTERキートン」
浦沢直樹の大好き秀逸小話マンガ。ヨーロッパをまたぐエピソードが好き。

「釣りバカ日誌」
読んでないのが本当に悔やまれる! いつか読もうと飛ばし続けてたけど、まさかキックバック閉店とは……。めちゃくちゃ面白いらしい。スーさ〜ん!

入ってすぐ右側の本棚②  |  「釣りバカ日誌」

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「特攻の拓」
面白いらしいけど、読んでないな〜。

「風の大地」
ゴルファーの朝はとにかく早い。

「頭文字D」
主人公豆腐屋。スピード系、ヤンキー系、スポーツ系はあんまり読んでない。

「MONSTER」
浦沢直樹の長編ミステリーで一番好き。ヨハンの中には2つの人格が…!

入ってすぐの雑誌ラック|こっそり読むフライデーの背徳感

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「週刊雑誌」
月曜日はヤンマガ、スピリッツ、木曜日はモーニング、金曜日はビッグコミックスペリオール(←すごいかっこいい名前)読んでたなあ〜。あと、ビッグコミックの表紙に載るのが夢だった。

入って正面マンガ棚 | 「ももたろう」

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「ブレイクタウン」
さいとうかずをの「ゴルゴ」は線が太すぎて読めなかったんだけど、「ブレイクタウン」は恐怖しながら読んだ! 小惑星の恐怖!

「本気(MAJI!)シリーズ」
読んでないんだよなぁ〜。親父がなんども繰り返し読んでて、なんでおんなじの読んでるか聞いたら「忘れちゃうから」と言っていた。そんなおもしろいの?

「小山ゆうの著作」
「あずみ」に「チェンジ」「おーい! 竜馬」いろいろ読んだなあ〜。「おーい! 竜馬」を幼少期に読んでいるかどうかで人生が決まると思う。でも、一番好きなのは「ももたろう」。

「静かなるドン」
ほんっとキャッチーなキャラクター設定。表は雑魚サラリーマン、裏はヤクザのドンって万能感ありすぎ……!

「修羅の門」
親父がよく読んでたなあ〜

入って右側の本棚 | 「黄昏流星群」

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「島耕作シリーズ」
読んだねえ〜。ノンポリちょい美男リベラル口堅平和主義変態が会長まで上り詰めるという無情節がきいてますよねえ〜。魚粉たっぷりの魚介豚骨ラーメンを食べたような読後感。課長から部長への昇進がアガる! 中沢社長 推し!!

「黄昏流星群」
何度読んだことか。なんかいっつも鰻屋いってない? 主人公ラーメン屋でバイトしすぎじゃない? とはいえ好き。だんだんSF(ちょっと不思議)に突っ走りすぎじゃない? でも好き。やっぱりこれも魚介豚骨ラーメンの読後感。

「ドラゴンボール」
面白いんだけど、シェンロンで人を生き返らせるのが当たり前になってからちょっとどうなんだろうっていうか、もうバトルの意味ある? なんて思ったりも。「アラレちゃん」派。絵がカックイイ〜

入って奥の本棚① | 「七夕の国」

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「三国志」
横山光輝先生の歴史ものは老後の楽しみにとっておいてるんで、まだなにも読んでないんです……

「スラムダンク」
これを読んでボクはミニバスに入り、バスケ部にも入ったわけで。昔、知り合いの女性が「スラムダンク」で一番好きなキャラは水戸洋平っていってて、「そんなの……ズルイよ」となりました。

「バカボンド」
ちゃんと読んでないけど、ボクの顔立ちがバカボンドの野武士っぽいなあとは思ってます。

「はだしのゲン」
一度は読まなきゃダメでしょ。ギブミーチョコ、ギブミーチョコ……。何度読んだことか。

「七夕の国」
岩明均のなかでも一番好きなマンガ。PKを社会貢献に活用できないか……、そんな幼き夢がつまっている。

「クロマティ高校」
笑った〜。中2くらいのとき、クロマティ高校のエピソードをまんま自分の話みたいに友達にしたことがあって、それがバレた時まじで恥ずかしかった。

入って奥の本棚② | 「ブラックジャック創作秘話」

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「横山光輝歴史シリーズ」
スイマセン、読んでないです!

「ブラックジャック」
巨大シャコに足を取られる話が好き。てか傑作。なんで一巻しかないんだろう……。

「ブラックジャック創作秘話」
これ読んだ時はもう爆笑したし、辛い時はこのマンガを思い出すよね。新作アニメーションの企画会議で「ぜんぶボクがやります!」っていう手塚先生の無鉄砲っぷりったら。ホントに大人なの?

入って奥の本棚③ | 「柔道部物語」

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「柔道部物語」
小林まことで一番好きなマンガ。というより、キックバックで一番好きかも……。説教の恐怖! 

「ドッジ弾平」
ドッジボール×特殊技の化学!

入って奥の本棚④ 

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この本棚のあたり、どれも読んだことないです。「男塾」でさえ……。

入って奥の本棚④ | 「行け!稲中卓球部」

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「行け!稲中卓球部」
これも何度読んだことか。井沢にかまってもらいたい前野が「あれえ前に進めないよ〜」って目をつぶって電柱にひっかかってるエピソードが好き。

「キン肉マンシリーズ」
読んでないんですよ……。

「BOY」
忘れちゃったけど興奮剤みたいの飲んで喧嘩するのずるいなって思ってた。

入って奥の本棚⑤ | 「工業哀歌バレーボーイズ

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「工業哀歌バレーボーイズ」
嗚呼、バレーボーイズあるやん……。ちょっと泣いてもいいですか……。くじけそうな夜、何度バレーボーイズ読んで「まっいっか!」ってなったことか。谷口が好き。

「ザ・シェフ」
カバンの中は包丁がズラリ。本家のブラックジャックより読んだかも…。内容覚えてないんだけど…、面白いよね。

「タッチ」
読んでないんだよなあ……。バレーボーイズ読んでて、タッチ読んでないってところに個性っていうか、なんていうか自分の運命がある気がする。

入って奥の本棚⑥ | 「洗礼

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「マキバオー」
このあたりのマンガ棚全然読んでないやと思ったら、マキバオー! 背表紙うっす(長い間ご苦労様)! 観衆が全員全裸&同じ顔なのがウケる。

「洗礼」
そして「洗礼」ですよ。楳図かずお先生の「おろち」とか、「漂流教室」も昔はキックバックにあったんだけど、どこにいったんだろう……。とにかく「ギャー!」である。

入って奥の本棚⑦ | 「ベルセルク」

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「寺沢武一のマンガ」
何度挑戦しても読みきれなかった…。永井豪先生のもそうでした。ぜったい面白いってわかってるんだけど……。

「ベルセルク」
これまた何度読んだことか。新刊が出るたびに「どこまでいったっけ?」って読み返すんだけどその度に面白い! 三浦建太郎先生、ベルセルクの続きは生涯妄想して楽しもうと思います。どうか安らかにお休みください。欲を言えば天国で続きを読ませてください!

ここで一旦休憩

だいたい2/3くらいの本棚は紹介できたかな。疲れたんで続きは次回にします。どのマンガも思い出す度に匂いとか手触りが想起されて、脳内パンパンです!

振り返ると失くなってるマンガがいっぱいあって、「親父はちょっとずつ人にあげてたんだなあ」とわかりました。あと、つくづく劇画ばっかり!

ということで、キックバックのマンガで欲しいのがあった人はボクにご連絡ください。

こちらのメールまでどうぞ。
kazuhide.shimamura0127@gmail.com
島村和秀

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