噛んでる?
苦手な食べ物や、食べられないものはありますか。
私も食生活のついて考えたり、何をどのように食べればいいのかよく考えます。
食べ物の量、食べる時間などにおいては、それぞれ違うでしょう。
しかし、学校や職場などの集団生活においては、食べたくないものでも、量も時間も自分の希望通りにはなりません。
私はアレルギー体質で、子供のころからいくつかのアレルギーがあったと思います。
当時はまだアレルギーのことなどあまり言われない時代だったので、身体に大きな影響が出るまでわからずに食べていました。
数年前に、血液検査をしてから、実はアレルギー症状があるものが多数わかり、何となく感じていた不調には、アレルギー体質もあるのかもしれないと思いました。
いろんな食材を見ていると、アレルギーだけではなく、持病や、ダイエット目的など、食事療法は多く存在します。
また、国によって食べるものもあれば、宗教上の理由から食べない慣習の地域もあります。
食材だけを考えても、農薬や添加物、飼料の影響など、もしかしたら真実を見たら食べられなくなるものもある。
自給自足が出来ない場合、店頭に並ぶものを手に取るしかないので、これを考え出したらきりがなくなるでしょう。
また、身体に入るものは、食べ物からとは限りません。
空気中や水、場所などの空間、身体にも常在菌は存在し、さまざまな菌を持ち合わせています。
では、どうしたらいいのかと考えた時、私はとにかく噛むことを思いつきました。
もちろん、身体に良いものだけを摂り入れられたら、それに越したことはないのですが、何を食べるかということと同時に、どれだけ噛んでいるかです。
当たり前のことではありますが、これがなかなかできません。
お腹が減っていたり、時間がないとか、早く食べる時もあるでしょうし、テレビを見たり、ながら食べになると、食べることには集中できなくなります。
噛むことのメリットは誰もがご存じだと思いますが、脳や胃腸への良い影響のほかにも、唾液の分泌量が増えて、免疫力を高める効果もあります。
風邪やインフルエンザ、いろんなウイルスも日常生活には存在するでしょう。
とはいえ、すべてにおいて無菌状態で生きることは出来ませんから、身体に入っても外に押し出す力を強くするとか、それよりも強い免疫力を持つことを考える方が良いのではないでしょうか。
私は人間の身体は凄いといつも思います。
これぞ神様の御業と言いますか、一人として同じ身体を持つものはおらず、またここまで計算しつくされた機能、どこかに故障が出ても、別のところが役割を担ったり、とにかく何があっても生きようとする。
これはもう無償の愛の形そのものでしょう。
そういう素晴らしい身体を持ち合わせているのであれば、気を付けられることは気を付けつつ、
ただ、過剰にいろんなことをやみくもに恐れずに、それぞれの役割を果たしてあげればいいと思います。
あと、食べることは別の命をいただくことでもあります。
いただいた命に向き合う時間を大切にすることは、それによって生きながらえる、自分の事も大切にすることに繋がるのではないでしょうか。
私もあまり噛まない方だったのですが、今はとにかく噛んで噛んで、
自分が飲み込むのではなく、形がなくなって、自然と喉に流れていくまでもぐもぐと噛み続けています。
それによる効果は、誰もがすぐに感じられるでしょう。
いかがでしょうか。
今日もお読みいただきありがとうございます!
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