同じ障害の当事者と思ってもないタイミングで繋がれた時の話

前記事やプロフィールでも申し上げたとおり、私は12年前に発達障害と診断されている。ASDとADHD(少し)だ。

発達障害とは長いお付き合いの私ですが、発達障害の友人はほとんどいなかった。(人伝いに、例えば私の親戚の子が~っぽいとか、前職場に発達障害の先輩がいたとかはありますが、会えたことはない。)

2年前、当事者が交流するカフェで初めて発達障害の方とお会いしお話しした。こんなこと書くのも本当にあれなんですが、「私も、周囲からこんな風に見られてるのかな」と違和感を覚えた。

それから2年、新卒で入った職場を辞め、就労移行支援を受け始めた。同じ障害を持った人は何人かいたが、距離が縮まることはなかった。

友達にも支援者にも恵まれていたが、同じ境遇の友人が居ないことに心細さを感じ初めていた。

2019年9月、私が大ファンのNEWSの15周年ライブのDVDが発売され、Twitterは幸せに溢れた感想でいっぱいだった。それを読むだけで嬉しかったので暇さえあれば感想を漁っていた。そんな時、私はあるアカウントに目が止まりプロフィールを覗いてみたらADHDの当事者の方だった。少し緊張して

「こんにちは、私も発達障害の当事者です。もし良かったらお話させてください。」と送った。些細なことで落ち込みやすい性分なので、返事が来なくても落ち込まないように、と心に決めた。

しかし1時間ほどで返信が来て「お力になれれば嬉しい、お話しましょう」という旨が書いてあった。嬉しかった。

彼女は私より少し年上で、幸せな家庭を築いてるという。NEWSでは加藤さんのファンだそうだ。

毎日のように連絡を取り合い、お互い似ているところも似てないところもあるが、とても楽しい。何よりも、結婚や出産を迷っていた私にとって、彼女の私生活が新しい道しるべになった。

それからもう1つ果たせた出会いについて。

発達障害を身の回りに隠していることに限界を感じた私は、Twitter、Facebook、LINEでカミングアウトを思い切ってすることにした。近しい人にはもうカミングアウトしてあったので、あまり怖くはなかった。

発達障害で、こんな事に困っていて、こんなことで誤解を受けやすいけどこれからもよろしくお願いします。という内容の投稿をした。

1時間後、大学の同期の女の子から私もそうだという連絡が来た。違うキャンパスだけど、課外活動で知り合った子だった。

灯台もと暗し、というのとは少し違うかもしれないけど案外近くにいるものだということが驚きだった。

彼女とは感じている特性や抱えている悩みが7割くらい同じで話していると0.1秒でどちらからともなく「わかる」という言葉が飛んでくる。更に驚いた。

2人の存在が私の中でとても大きい。こんなに近い時期に2人連続で出会えた(再会できた)のは神様からのプレゼントなんじゃないかと思った。

#ジャニヲタ #NEWS担 #大学の同期 #カミングアウト #発達障害










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