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【競馬】オークス 2024

今年は桜花賞2着馬が、路線変更でNHKマイルCへ行ったため、
雰囲気的にはステレンボッシュの1強のような状態でした。
結果は桜花賞13着からの巻き返しでチェルヴィニアが勝利。
前走惨敗もオークスと同じ東京のアルテミスS勝ちが評価されてか
2番人気でしたので順当と言えば順当ですね。

また3着もライトバックで、こちらも桜花賞3着から順当でした。
というわけで上位3頭は人気でも上位3頭だったため、かなり堅い
決着のレースとなりました。

netkeibaより

勝ったチェルヴィニアは父ハービンジャー、母チェッキーノという
血統です。競馬歴のある人ならわかると思いますが、チェッキーノは
名門藤沢厩舎の管理馬で、その母ハッピーパスも藤沢厩舎でした。
ハッピーパスは重賞こそ1勝ですが、重賞2着4回と実力馬でした。
またその仔チェッキーノは2歳未勝利から3連勝でフローラSを勝ち、
オークスも惜しい2着だったこともあり、産駒が悲願達成といった
ところですね。

ここで少しチェルヴィニアの父ハービンジャーについて触れたいと思います。ハービンジャーは欧州の名馬で、Kジョージを勝っています。そのスピードが日本向きと考えられての輸入でしたが、なかなか活躍馬に恵まれず、
系譜を繋げてくれそうな牡馬がいません。ただ牝系は優秀で、国内外で
実績を積んだノームコアディアドラがいます。そして今回のチェルヴィニアの勝利を見ても、牝系の方が優秀なのかもしれません。このタイプは2000年代に活躍したトニービンのようです。ハービンジャーも高齢なので、
この血統を繋ぐのは現実的に厳しいかもしれませんね。

さて、最後に小ネタを紹介しておきます。
実は今年のオークスはある歴史上初の記録が掛かってました。
それは3年連続の二冠馬誕生なるかというものでした。
同様のチャンスは過去3回ありましたが、すべて失敗に終わっています。

過去の記録

マルセリーナなんて、最終的にGⅠを3勝してますから、実力的には
勝てそうなイメージですが、一発勝負ですからね。
今年のステレンボッシュも、桜花賞2着馬アスコリピチェーノがいなかったのでかなりのチャンスだったと思ったのですが、二冠馬は2年連続まで
と考えることができたなら、3連単や馬単の1着固定に役立てることができた
かもしれませんね。ちなみにEquinoxは馬券を買ってませんけどf(^^;

来週はいよいよ日本ダービーです。
毎週GⅠだと楽しいですね。

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