コロナ禍が取り巻く現状について

日本でコロナウィルスが問題となって2か月半程度でしょうか。
私は2020年1月下旬の段階で、
感染を抑える為には2月1日から2月11日まででも、
全ての公共交通機関を止めて、経済活動を休止するしかないと言いました。

もちろんこんな病人おじさんの声は届く訳もなく、
今の惨状に至っています。
その事について自慢するつもりも、悲観するつもりもありません。
私が強く発言した時には経済的な観点からか、
袋叩きの如く暴言を食らいました。

その後は多くの方が”現金給付”や”緊急支援”について、
1日も早く実行するべきである、
と声をあげてきた事は皆さんもご存知かと思います。

この文章を書いている4月2日現在、
日本政府や自治体がどのような対策をしたかと言えば、
コロナ禍による損失や生活苦に対しての”貸付”や、
支援給付金の”条件緩和”。その程度です。

更に言えば、広く国民にCMを打つでもなく、
どこに相談をすれば良いのかすら分からない人が多い状態です。
少なくとも誰もが常識的に知っている状況にせねば、
そんな対策はやっていないに等しいと言えないでしょうか。

政治家や官僚、公務員が平和ボケした足りない脳みそを振り絞って、
やっとの事で実行される事が”布マスク2枚”の配布という有様。

諸外国に倣えとは言いません。
しかし、あまりにも遅く、あまりにもショボいとは、
多くの人が感じている事と思います。
マスクの製造は山口県の業者が請け負い、配送費用は60億円だそうです。
まぁ、その程度の事で騒ぐ余裕は無いのでスルーします。

国が生き残るか滅びるかの瀬戸際、
といっても過言では無いこの状況下で、
未だに自分達で政治ごっこ、マネーゲームをしている人達に、
いったい何を期待出来るのでしょうか。

役所に行って貧困問題を相談したとしても、役所は通常営業です。
いつも通りたらい回しにして、有耶無耶に煙に巻いて終わり。
お上から福祉サービスを受けさせないように、
と通達でも来てるのでしょうか。

本当に苦しい人達が、最後の伝手として駆け込んだ役所で塩対応を受ける訳です。
その絶望感たるや、想像をするだけでも胸が苦しくなります。


しかし日本には、多くの人が知らない制度が存在する事も分かってきました。
重ねて言いますが、一部の知っている人だけが、
助かる・得をする制度なぞ、何も無いに等しいのです。

それならば皆で情報を共有し、
一人でも多くの人がそれらの福祉制度を利用出来るようにする事。
そして一日でも長く生き延びる事が重要だと考えます。


ぴーちくぱーちくと、”死ぬな!生きろ!”と言うだけならば、
winampでリピートしている事と変わりません。
現状で必要なのは、その言葉と共に具体的な手段を伝える事だと思います。
今必要なのは生き延びる事、そしてその方法、手段と考えます。

2020年新年度の幕開けと共に、私は活動を開始します。
様々な苦しみを抱える日本国民に、一人でも多く命を紡いで欲しいのです。
今こそ皆の力を合わせて頑張りましょう。

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