ハローワークの現状を見るに・・・

今日、失業給付に関連する用事でハローワークに行ってきました。
午前8時45分くらいに到着し、普段であればまだガラガラの状況のハロワです。

その時間ですら失業給付に関する窓口には、7-8人の人が座っていました。
私が見た限りだと、新規の申請の方や初回認定日の方が多いように思います。

つまり先月や先々月に失業をした方が、その認定で訪れたのだと想像出来ます。

その後、9時過ぎまで経っても中々業務が進んでいないようで、
職員のフル稼働を他所に、どんどん失業者と思われる方が集まってきました。


しかし・・・失業給付の申請はインターネットで出来る上、
給付に必要な認定日の訪問も、特例で郵送受付されている状況なのです。

職員の様子を伺うと、給付に関する電話相談でパンク寸前と見受けました。


ハローワークは電子申請や郵送での対応を推奨している・・・
にも関わらず、失業者が普段からは考えられない程に訪問している。
そんな状況です。

4月に入って失業をした人も多く来られているようなので、
やはりコロナ禍による失業者は、相当増えていると考えるのが妥当でしょう。


失業者の数よりも驚いたのは、事業主の方が多く来ていた事です。

雇用調整助成金という制度があり、その相談と申請先がハローワークなので、
その関係で企業の人達が多く訪れている物と思われます。

その相談や申請などによって、ハローワークの混雑は物凄い事になっていました。


雇用調整助成金とは簡単に言ってしまえば、企業に対して国が、
「従業員を解雇しないで!給料の多くを出すから!!失業率上げないで!!」
という事です。


多くのサラリーマンの方が、貧困世帯への支援にブーイングをしています。
しかしテレワークなどで勤務している人も、通勤している人も、
その制度で雇用が守られている状態である。
と言っても過言ではありません。


だからと言ってサラリーマンを叩くつもりは毛頭ありません。

私が言いたいのは、倒産した飲食店などに対して、
「そんな仕事を選んだ奴の自己責任だ!」
などと放言している人達であっても、
いつ失業者になってもおかしくない、という事です。


はっきり言って、コロナ禍で求人状況はほぼ壊滅状態に陥ってます。
確かに求人は0ではありませんし、新規求人も出ています。

新着求人などを閲覧してきましたが、
なぜこのご時世に飲食業の求人が多く出ているのでしょうか。

少なくとも相当なダメージを負っている業界です。
新規求人を出して、人材を多く募る事にいささか疑問を感じました。

私は何か裏があると見ました。


少なくとも助成金制度で、失業率を抑制しているのは間違いありません。

新規求人に関しては、失業給付を得る為の求職活動の為だったり、
有効求人倍率のカラクリなどがあるのやもしれません。


ともあれ、明日にでも失業者になる可能性は誰にでもあります。
それは大手商社などの安定とされた企業も例外ではありません。


やはり今の段階からでも、先を見据えた給付金の受給計画を立てた方が良いと思いました。

過去ログにも、色々なケースに応じた福祉制度や給付金制度、
貸付等に関する情報などを記載しています。

是非ご一読頂ければ幸いです。


PS:福祉サービスは国民の大部分が知らなければ、存在しないに等しいのです。
もしも共感頂ける部分がありましたら、情報の共有や拡散をお願いします。

twitter
→https://twitter.com/equi69

twitterのプロフィールに、各種リンクなど詳細情報があります。
ご支援を賜れるならば、私も一層励みとなります。
また叱咤激励、感想、指摘、喝、なども募集しております。

mail
→bartonella@mail.goo.ne.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?