とーかち

音楽とプロレスが好きでコンプレックスまみれの平凡大学生です。拙い文書ですが、飾らずに等身大の学生の姿をありのまま表現したいと思います。少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。 系統揃える気はあまりありません。書きたくなったことをじゃんじゃん載せます。

とーかち

音楽とプロレスが好きでコンプレックスまみれの平凡大学生です。拙い文書ですが、飾らずに等身大の学生の姿をありのまま表現したいと思います。少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。 系統揃える気はあまりありません。書きたくなったことをじゃんじゃん載せます。

最近の記事

#夏の1コマ 「収穫前の一休み」

夏が終わり、秋風の冷え込みをなんとなく思い出す8月29日。 いつも畑を世話したいたおじいちゃんはもういない 前より静かになった土壌に1人立つ もちろん僕も傍に立ち、じいちゃんの代わりに重いものを持つ しばらくすると犬も少しだけお手伝い、目の前の土を必死に掘る 小一時間してばあちゃんが「眠たくなってきた」 聴き逃しそうな小言を吐いた 約13メートルの帰路に向かって歩く後ろ姿はあの時と何も変わっていない 少し顔を洗って寝支度も済ませずに寝てしまう 気づいたら犬も

    • 詩「あのね」

      午後9時38分、梅田へと向かう阪急電車を待つ 熱心に音楽を聴いている者や家族への連絡をする者 その光景はまるで何者かに急かされているようだった 結局のところ皆、自分の巣へと戻りたいのだ 世間に見せる顔は偽りのモンタージュ写真のようなものであったはずなのに 一部一部が結びつき しまいには完全な個人として認識され始め 自分でもそうだと強く錯覚している それを引き戻す何者かは果たして本当の自分なのか はたまた見知らぬ人格なのか 答えは無いし、別に答えたくもない

      • 詩「画面」

        人並みの正義感を持つ私は 時より、平和を願う当時の元日本兵のインタビューの動画を観る 風呂に入り、THE TIMERSの曲を聴き 野球速報を見て、明日のバイトに億劫になりながら また動画を開く 午前中にも観たはずの画面にはまだ微かに温もりがあった わずかだけど、確かに受け取れる温度で 悲惨な事だとは知っていた だがそれは、対岸の火事という意識の中で生きている感情であろう 私はその画面がその瞬間だけ、オールを漕いでくれていたこと 顔も知らない私たちの平和を願

        • 私の大好きなアルバム紹介vol.1

          本日は私がこよなく愛するアーティストのアルバムの簡潔な紹介とおすすめソング1曲をご紹介したいと思います。 暑い季節が続き、世間は野外フェスと高校野球、更にはオリンピックと様々な大注目イベントが目白押しですが、私のアルバム共有に皆さんの貴重なお時間を頂戴したいと思っております。よろしくお願いします。 本日は5枚のアルバムを紹介させていただきます。 ※また、一生懸命ミスがないようにチェックはしていますが、万が一ミスがあれば修正致しますので直ぐにご指摘お願いします。 【1枚目】

          詩「理解」

          あなたは相変わらず人たらしだ 「あなたの葬儀に哀愁は似合わない」 なんて話題は胸に留め 義務感にも似た涙を、耳を赤らめながら流す あなたの傍で1年をフラフラと眺めている日々は さほど悪くなかったと思う ただ私には、結局最後まで分からなかった なんで私はあなたを見続けることができたのだろう あなたのそばで理屈を必死に組み合わせていたけど そこで出来るのはいつも、子供の紙粘土で作る野球ボールのようなものだった 球体に見えても、ふと裏側を見るとひび割れていそうで

          詩「理解」

          詩「景色」

          工作で作ったガラス細工から 誕生日である明後日のご飯を見てみようとする 見えたのはかぼちゃコロッケだった インスタントカメラのガラス破片から 嫌味なあいつの腹の中を見てやる 見えたのはあいつの帰りを待つ2個上の兄だった 上機嫌なとても大きな山の山頂から 胸の中で輝き続けていた街の営みを見てみる 見えたのは歌舞伎町のゲロを必死に食べる鳩だった 証明写真機のレンズから 就活が終わった少し先の未来を覗く 見えたのは忘年会で3度吐いている自分だった 私はいつも

          詩「景色」

          私にとって揺るがないアーティスト

          よろしくお願いします。とーかちです。 さて、本日の書きたいことは音楽です。 以前書いた峯田さんの投稿が大分好評でして、非常に嬉しかったという余韻に浸りながら今回の記事を作成致しました。 もっとも、音楽と言っても前回のように1人の人物に焦点を置くスタイルではなく、今回ご紹介したいのは自分を彩ってくれた大好きな音楽達の紹介です。  少し前段を話しますと、今回作成した表のなかで1番初めに聞いたのはTHE BLUE HEARTSの「TRAIN-TRAIN」です。中一の4月です

          私にとって揺るがないアーティスト

          「短編小説」男は

          「いつも悪いな、迷惑かけて」 男は2つ折りにしたお小遣いを1枚渡す。綺麗に折られた小さな喜びはどこか居心地が悪そうな気がする。 今年は梅雨が少なく、作物が育たない。 「シノハラが犯人だったなんて意外だよな」 独り言を盗み聞きしてただけだ。シノハラが役名なのか、本名なのかは知らないが、とりあえず役名のテイで話しかけた。 綿毛が地面に落ちるくらい静かで暑い夏の夜。 「リンゴゼリー貰ってきだぞ、お前好きだっただろ」 男は友人から図々しく2個貰っており、すぐに冷蔵庫に入れる。

          「短編小説」男は

          写真と植物と無関心、のちに興味、のちに好き。

          こんにちは。とーかちです。 先日、私の誕生日に彼女と京都府立植物園に行ってきました。 誕生日に行こうと言われた時、 正直な話、私は植物と聞いてもあまりワクワクしませんでした。嫌いだからではありません。果てしなく「無関心」だったのです。 呼吸もしてない。成長を感じられない。魅力を感じない。 私はそんな静の美を感じ取る力が鈍いんだと思います。 また、私と植物との歴史もドラマチックなものもなく、 小学校の時に育てたヒヤシンスは私のやつだけ枯れてしまい、家の庭の花壇で私が埋め

          写真と植物と無関心、のちに興味、のちに好き。

          私は今こそ峯田和伸さんに感謝したい。

          こんにちは、とかちです。 今回話したいテーマはタイトルの通りです。そういうことです。 すみません。真面目にやります。 私がなぜこのように感じたのかと言いますと、大学生の最後の年に、僕の命を幾度となく救ってくれた命の恩人に心の底から感謝したいと感じたからです(僕が鬱診断を受けて人生がどうでも良くなるくらいしんどかった時の話はまた後日…💦)。 そこで、僕が峯田和伸さんに出会ったきっかけや僕の音楽観に与えた影響などを振り返って行きたいと思います。 出会い 高校2年生の夏。当

          私は今こそ峯田和伸さんに感謝したい。

          よろしくお願いします、とーかちです。

          皆さんはじめまして。平凡な大学院受験生「とかち」と申します。 誰も見てないとは思いますが、ぼっちでコンプレックスまみれの平凡な大学生の日々の愚痴なり思ったことを形として残したいと思いnoteに書いてみようと思います。 まずは軽く自己紹介から⬇️ 名前:とーかち(由来は出身地から) 今住んでるところ:京都府(4年目なのに暑さには慣れない) 年齢:22歳 趣味:90年代の音楽を聴くこと、野球観戦(日ハム推し)プロレス、特撮(特に戦隊ヒーロー)、写真(センス×パッション○

          よろしくお願いします、とーかちです。