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それもこれも セルフサイエンス かも知れない?

セルフサイエンス(Self Science)は、身近ないろんなところに学びが存在しています。

コロナウィルス感染拡大の影響から緊急事態宣言が3/7まで延長されることになりました。外出自粛が続くなかピッタリな題材をお伝えします。

今回は、MOE 2020年9月号[ヨシタケシンスケ ことばの魔法 | 別冊ふろく ヨシタケシンスケ「STAY HOME 心の中でできること」]の内容が付録にしておくには勿体ないくらいセルフサイエンスを表していたので、ご紹介します。
ぜひ、雑誌をご購入いただいて実物をお読みいただきたいと思います。
ヨシタケさんの作品は、私たちも大好きで、セルフサイエンスの教材になるものばかりです。

できれば、内容を全て写真なりでご紹介したいところですが、著作権がありますので、ここでは別冊付録の作品からセルフサイエンスについてインスパイアされたことついて触れておきたいと思います。ぜひ雑誌を手にし、改めて本記事をお読みいただけたら幸いです。

それでは作品に触れていきたいと思います。
先ず、表紙にある「心の中でできること」ですが、セルフサイエンス スキルが開発されると心の中でできることが増えたり、上手になったりします。また、「心が軽くなりますように」ですが、セルフサイエンス スキルが開発されることで、悩みや不安が軽減されたりレジリエンスが高まったりすることで心を軽くすることができます。

コロナ禍によって行動範囲は狭くなりました。それにともなって心の行動範囲も狭くなりました。先行き不明なことで、行動範囲が狭くなった心の多くを不安がしめるようになりました。不安を小さくするためにいろいろ試行錯誤していますが、無理に不安を小さくしようとして憎しみや苛立ちが増えてしまっている人も多いように思います。
不安を無理に小さくしようとせず、普段は、あまり時間が取れないであろう「自分の心と向き合う」時間にしてはどうでしょうか?「心の中でできること」が、たくさんあることに気づくと思います。

この先どうなるかは、考えても分からないので「この先どうなるのか?」という考えは、そっと隅に置いておきませんか?
このような時期に不安になるのは、当然のことでもあるので、その不安をそのまま受け入れるのも大切でしょう。また、楽しくなったり、落ちつかせる方法をのんびり探す時間を確保することも大切です。

いま新型コロナウィルスについては、多くの専門家の方々がワクチンの生産や供給に向けて昼夜がんばってくれています。

あなたは、世界にたった一人の「あなた自身の専門家」です。不安の原因は何か?希望は何か?科学者が研究するように自分の心と向き合って客観的に研究してみましょう。新たな発見や気づきが得られることでしょう。
こうした取り組みがセルフサイエンスです。

今回ご紹介した別冊ふろく ヨシタケシンスケ「STAY HOME 心の中でできること」には、ヨシタケシンスケさんからのステキな宿題があります。ぜひ、この宿題に取り組んでみてください。この宿題は、「ジャーナリング」と言われる心理療法などでも使われもので、気持ちを穏やかにしたり、前向きにする効果が期待できます。

シナプススクールの先生もトレーニングの最初に必ず学ぶシックスセカンズ の学習哲学があります。EQの学びには「これ!」という画一的な方法はなく、言い換えるとありとあらゆる出来事や経験が教材になり、学びになると考えています。

今回ご紹介したヨシタケシンスケさんの作品(別冊付録)もセルフサイエンスの教材になり得るし、何となくセルフサイエンスについて感じとって頂ければ幸いです。

今回ご紹介したMOE2020年9月号やヨシタケシンスケさんの作品についてはこちらをご参照ください。
MOE 2020年9月号
https://www.magazine-data.com/topics/20200803moe.html

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