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やってます(日記)

4月5日は誕生日。去年書いた記事を読み返したら、我ながら良いことを書いており、今年はこれに特に新たに書き足すことはないかもしれない。

考えてみると去年一年間は本厄で、過ぎ去るまで忘れているくらいには気にしていなかったものの、振り返ればどこか体の不調を感じることが多かったかなと思います。特に秋口から、歯だの頭だの膝だの…あちこちに痛みが出て、その都度病院へ行った。幸いにも、それぞれ別段大したことはなく、おそらくは単に身体のつくりというか、細胞レベルのサイクルが若者からおじさんに適した形に変化すること(おじさナイズ)に伴うものなのでしょう。カエルだって、オタマジャクシから四肢が生える過程できっと不調を感じることもあるんじゃないかと思うんだ。うまく適応していきたい。

枕を変えた

近ごろだいぶ良くなった首痛と肩こり。昼間は気にならないのに、朝起きるとまだ痛むことが多くて、あるときハタと気づいた。この原因は枕だと。

脳ドックで頸椎が「ストレートネック」気味と診断されてからというもの、仕事中は前傾姿勢にならないように気をつけていました。モニターの角度や椅子の座りかたを変え、首に過度の負担がかからないように。でもよくよく調べてみると、実は睡眠中にストレートネック状態になることっていうのがわりとあるらしく、要するに枕が高くて固めだと起きているときの前傾と同じ状態になってしまって、痛めるというのです。

これまで使っていたのは、特に何のこだわりもないウレタンフォームの低反発枕だったのだけど、言われてみれば経年劣化かこの時期の室温によるものか、若干硬めかもしれない。去年の引っ越しでベッドから何から、寝具はひと通り見直したのに、枕はそのままだった。そうと決まればで、早速調べて評判の良さそうな目的に叶う枕を買ってきた。

ニトリの「首をしっかり支えるまくら 首フィット

この製品は構造が特徴的で、首の下にあたる部分だけ帯状にいわゆるパイプ材が入っており、若干硬めで、頭を乗せる部分が柔らかく沈み込むようになっているのです。「枕で首を支える」という発想がなかったから、なるほどこれは良さそうだなと思った。でもまあ、枕って人によって合う合わないは千差万別というし、結局のところ使ってみないとわからない。

で、今日まで一週間ちょっと使ってみて、これはわたしには合いそうでした。そこまで劇的な変化ではないものの、朝起きたときに感じていた首、肩の痛みも心なしか軽くなった気がする。仰向けのときに首が伸びる感じは確かに気持ちがいいし、かといって寝返りを打ちにくいということもない。枕カバーは普通のものが使える。このまま使い続けてみようかなと思います。

辞めない芸人

先日Webニュースで、漫才コンビ・飛石連休の藤井ペイジさんがYouTubeで「辞め芸人」にインタビューする企画を続けておられることを知った。

実際いくつかの動画を観てみると確かにおもしろく、人生の悲喜こもごもがあり、ややもすると内輪ネタに終始しそうな話題を藤井さんがうまく広げている。藤井さん自身、「爆笑オンエアバトル」時代こそ実力派と目されながら、なかなか売れないまま今に至るなかで、辞める芸人辞めない芸人どっちの立場も分かる、というところが大事なのでしょう。わたしも当時飛石連休の2人が好きだったから、こんなふうにまた知ることができてうれしい。

一方で、藤井さんのチャンネルには「辞めない芸人」の方も出ており、田上よしえさん出演回なども楽しく拝見した。

田上さんは田上さんで、めちゃめちゃいいネタとピンの話芸をお持ちながらいまだ売れていない芸人さんで、それでもお笑いを辞めずに趣味のハンドメイド手芸との2足のわらじを続けている。その流れでユリオカ超特Qさんとの対談も見て(ユリQさんも辞めない芸人だ)、お笑いという自己表現に対するスタンスというのが、しがみつくでもなく、さりとて諦めるでもない自然なところに共感しました。

どんな形に人生を見出すにせよ、「やってる?」と訊かれて、いつでも「やってます」と返せる生き方はいいなと思う。わたしもやっていこう。

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