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これはアレかも(日記)

週末遊び歩いての月曜日、なんだか喉に違和感があると思ったらじわじわと痛みが強くなり始め、翌日発熱しました。3年以上罹患せずにやってきたけれども、状況からみて、これはさすがにアレかもね。優勝かも。

微熱が3日間続き、喉の痛みと鼻炎を経て、6日目にして咳だけを残してほぼ完治しました。

とはいえ、わたしの場合はうわさに聞くほど症状はひどくなくて、まず、喉がものを飲み込めないほどの痛みということはない。味覚、嗅覚はあるし、熱も37度台程度。解熱剤で散らしている限り、日中は普通に頭脳労働もできたので、本当に軽めの風邪かなというくらいの感じです。特に理由がないので通院はおろか自主検査すらしておらず、結局、陽だか陰だか分からずじまい。ただ、陽であることを前提におとなしく過ごしていました。

感染経路には思い当たる節がありまくる。土曜日は久しぶりにライブへ出かけていて、めちゃ混みのフロアでお客さんはほぼノーマスク、大声でコール&レスポンスが飛び交うステージだったのでした。でも、このライブは長いあいだ楽しみにしていたもので、実際期待以上の体験だったものだから(あとでまた個別のnote記事を書く)、現地にいたときからこりゃここで貰っても仕方ないし、後悔はないなというある種の諦観がありました。

ベトナムフェスタin神奈川

翌日曜日は、横浜で毎年9月に開かれる県主導のベトナムフェスタへ久しぶりに仲間を誘って遊びに行ってきました。以前は人出もさほど多くなく、都内のアジア系フードフェスと比べるとまったりした穴場のイベントだったけれど、開催できなかった数年間を経てロケーションも若干変わり、だいぶ賑やかにやっていた。浜スタに近い日本大通りがメイン会場だったのが、海側の象の鼻パークのほうへ寄った感じです。

9月とはいえまだまだ暑いさなか、この日は思ったよりも日差しがきつく、お散歩がてらというには若干ハードめな状況。お目当てのフォーやチェー、それにベトナムコーヒーを食べ歩くことができて満足できました。

『アステロイド・シティ』を観た

友人と別れたあと、ちょうどブルク13での上映時間に間に合いそうだったので、前から気になっていたウェス・アンダーソンの新作映画『アステロイド・シティ』を観てきた。

例によって気持ちのいい映像が脳に直接届く。ハイペースなジョークも満載で、筋書きも分かりやすく、大いに笑いました。『犬ヶ島』のレビューのときにも書いたんだけど、ウェス・アンダーソンの作品は他の映画のような楽しみかたとは一線を画した、精巧に作られた動く絵画を愛でるような別ジャンルの楽しみがある。その意味では相変わらず、大好きな作家さんの作品。

ただ、本作は舞台劇を題材としたメタフィクション構造であることがまず冒頭で説明される。それも例えば、『カメラを止めるな!』みたいな明快な裏表構造ではなく、ザッピングのように行き来しながらフラグメントが提示される作りになっていて、初見では描写の意味が飲み込めない部分がたくさんある。舞台の部分も舞台として撮っているわけではなく、あくまで映画の作りになっているから、そこにもひとひねりがある。

面白いんだけど、ウェス・アンダーソンの作品のファン以外に薦めるかというとちょっと悩ましい。公開館が少ない理由も観たあとならわかる。もっとシンプルな題材のほうが明らかにメジャー感は出たと思うんだけど、これは作家性というか、今回はこれを描きたかったのだろうから致し方ない。わたしはファンなので、この先も思うまま作り続けてほしいという感じです。

咳を治したい

それにしても、最後に残った咳の症状がしんどい。絶え間なくコンコン出るというよりは、痰絡みで気道が塞がれるのでやむを得ず出る湿った咳で、これがあるので毎晩寝付けずに困っています。2、3時間は入眠タイミングをロスしている…。

そんな状況でも、今週のウィークデイ日中はわりと自分の仕事をしっかりこなせたので充実感がある。ロキソプロフェンが効いて意識が清明な時間帯に集中できたのがよかった。頑張った。

良いやら悪いやら、世の中的にはこの流れで三連休に入ってしまい、病院も休みだし、気晴らしに遊びに行くわけにもいかないしで、引き続き咳に耐える日々。これが良くならないと、今月気になっている映画も映画館へ観に行けないから、なんとかしなければ。みんな気をつけてね。

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