歯が痛くない(日記)
前回大騒ぎした歯痛騒動ですが、記事を書いた翌朝に亜光速で歯医者を予約しまして、今日までに2度通院しており現在も治療中です。
も~人生MAXレベルの歯痛で何も手につかなくなってしまって、今回ばかりは堪えた。半年に一度の定期健診も欠かさず、間食も夜食もほとんどしないし、歯磨きもきちんとしているのに、虫歯になるときゃなるんだ(クワーッ)っていう。
前回、レントゲンでは判然としなかった虫歯も、削ってみたらやっぱり中が進行してだいぶ傷んでますね~、かなんか言われてしまった。左上5番目の歯に続いて、4番目の歯も神経を抜く治療(根管治療)をしなければいけないことになり、しょんぼり。しかも削る範囲が広く、初めていわゆる詰め物ではなく被せ物をすることになった。
歯をガリガリ削られるのも久々に体験したけど、嫌なものですね。麻酔効いているからまったく痛くない…いやむしろだからこそ、濾紙でこしたように純粋にイヤ~な感覚だけを味わうことになる。振動が直接頭蓋骨に響き、脳を揺らされているあの感じ!
なんだけど、神経抜いたその瞬間からもう、あれだけ悩まされた痛みが嘘のように消えてなくなり、そのことへの感謝がドリルのイヤさを遥かに上回る。歯が痛くないことで世界が輝いて見える。この1回目の治療で費用が千何百円とか、安すぎるよね。歯科技術がなかった時代の人は、こういう歯の痛みを我慢するか抜くかしかなかったのだろうなと思うと心底同情する。言ってしまえば、今だって貧困や保険制度の不備で歯科医療を受けられない国の人はいるのだろうし…無限のありがたさでひたすら謙虚になる。
タイムリーにも、Twitterで元歯科助手の方が治療の様子を漫画にしてくれていた。
そうそう、こんなことやってた! みたいなことがたくさん描いてある。治療されている間は完全にまな板の上の鯉で、何をされているかまったく見えないし説明もしてくれないから、言われた通りにしている。なんか尖った金属棒でガリガリされたり、なんか薄いものを噛まされたりしていたのは感じていたけど、こうして見るとなるほどねと思う。
いま2度の治療を経て仮歯が入っており、来週被せる歯を入れるらしい。今は銀歯じゃない白いやつも保険が効くらしく(と、うちの歯科医は言っていた)見映えもそんなに気にならないから、とのこと。なんにせよ、今は痛みから解放されたことへの幸せがすごく、ハッピーな毎日です。マイナスがゼロになっただけと言われると、それはそう。
この冬の足もと対策
話は全然変わるんですが、わたしは冷え性による足もとの寒さに毎年悩まされており、特に仕事中のデスク下をどう暖かくキープするかというのが懸案のひとつでした。根本的には新陳代謝を高めて、ストレッチするなりして血行を良くするしかないのは知っているんだけど、その先の対策としてね。今年は部屋も変わり、デスクも買い替えたのでこの点もどうにか解消したい。
去年ユニクロのヒートテック毛布がちょっと話題になり、あれのひざ掛けサイズが出ないかな~と思っていたら、今年は出た。ヒートテック2WAY ブランケット、1990円。
しばらく使ってみたけど、これだいぶ暖かいですね。いいかも。これ自体はアクリルとポリエステルの混紡で、両面起毛とはいえさほど厚手のものでもないのですが、保温効果が高いと感じる。座っているときの下半身を覆うように被せているだけで体温でめっちゃ暖かくなり、その状態をキープできる。少なくとも前に使っていたニトリのブランケットより全然良かった。
加えて、ハロゲン式のフットヒーターを買おうと思っていて、いま検討中です。もう机をこたつにする。
『Superliminal』良かった
Steamのハロウィンセールで前々から気になっていた『Superliminal』を買いまして、3時間弱でクリアしました。とても良かった。今また大型アプデがあって記念セール中になっていますね(11月13日まで)。
にじさんじの不破くんや剣持くんの配信でさわりの部分だけ見ていて、絶対好きなやつじゃんと思ってチェックしていた。錯視を利用したギミックが特徴的な、ナラティブな一人称パズルゲーム。PortalやStanley Parableのアイデアや毒のあるユーモアを取り入れつつも、The WitnessやAntichamberほどには意地悪ではなく、オリジナルな美術があった。
プレイヤーはSomnasculptという夢療法を体験する被験者となって、入れ子構造になった夢のなかを進んでいく。基本は一本道なので、探索要素のあるパズルゲームというよりは、ウォーキングシュミレーターにパズルがくっついたような、インタラクティブアート的な体験。途中、ちょっとしたホラー風の演出もあるけど、ガチで怖いシーンは全然ないので大丈夫。
複雑なストーリーや考察要素は(たぶん)ないから、最初はふ~んこういう雰囲気ねと進めていくんだけど、次第にこの序盤のお決まりのパターンすらもサンプリングされてメタ解釈されるようなパズルが出てきて、笑顔になってしまう。終盤の畳みかけるような演出と音楽は見事で、どこまで続くの!?となるんだけど、一番いいところでスパッと終わる。「目覚める」というモチーフに集約された明快なメッセージも良かった。パズルの物理的な挙動の部分で作り込みの怪しさは残るものの、確かにこれはこのジャンルのゲームに大きな存在感を残すはずの佳作でした。
剣ちゃんのリアクションが良いからこの実況も見てみて