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金需要の高まり、中央銀行デジタル通貨普及加速…脱ドル化という電撃戦に突入

●中央銀行は金を購入し、中銀デジタル通貨(CBDC)は脱ドル化を加速させる可能性がある。中国はデジタル人民元普及を試す。

●100以上の国がCBDCの導入を検討中。脱ドル化が進めば、世界の通貨バランスが変化し、米ドルの地位が揺らぎ始める可能性がある。

●米ドル覇権が続けば、米国はインフレを輸出し過剰支出を続けることができる。しかし、脱ドル化が進めばハイパーインフレの恐れも。

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(続き)
過去10年間にわたり、ロシアや中国を中心とする国々は、米ドルへの依存を低減させる様々な取り組みを行なってきた。非ドル通貨を用いた取引の増加や、外貨準備高におけるドル保有量の削減など、世界貿易におけるドルの影響力を削ぐ手段を講じてきた。

ゴールドマン・サックスの元チーフエコノミストであるジム・オニール氏は、「BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)は存在感を拡大させ、国家間協力を増進させることで、国際金融市場におけるドルの覇権に挑戦を仕掛けるべきだ」と提案した。

3月26日付の学術誌『グローバル・ポリシー』への寄稿のなかで、オニール氏は………

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