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環境・設備


問)室内の二酸化炭素濃度は、5%程度であれば人体への影響はない。
答)✖️
  CO2濃度が5%程度になると酸素濃度が低下し、人体への影響も出てくる。 

問)作用温度は、主に発汗の影響が小さい環境下における熱環境に関する指標として用いられ、空気温度と平均放射温度の重み付け平均で表される。
答)○


[用語]

問)飽和絶対湿度は、ある程度の空気が含むことの出来る限界の水蒸気量を、単位乾燥空気当たりの水蒸気量で示したものである。
答)○

問)音響エネルギー密度レベルは、音の持つ単位体積当たりの力学的エネルギー量をデシベル表示したものである。
答)○

問)長波長放射率は、日射を除いた赤外線域において、「ある部材表面から発する単位面積当たりの放射エネルギー」を「その部材表面と同一温度の完全黒体から発する単位面積当たりの放射エネルギー」で除した値である。
答)○

問)輝度は、比視感度を考慮した単位時間当たりの光のエネルギー量である光束の単位立体角当たりの密度である。
答)✖️
 光源または光の反射面や透過面から特定の方向に出射する、単位面積当たりの光度、すなわち単位面積当たり、単位立体角当たりの光束をいう。見る方向によって値が異なる。単位はcd /㎡またはlm /㎡・srである。


[温熱・空気環境]

問)平均放射温度(MRT)は、グローブ温度と気流速度の計測値から概算で求められる。
答)✖️
  MRT=グローブ温度+2.37√風速(気温)
  設問では『気温』が不足している。

問)ホルムアルデヒドを発散する材料を使用して天井裏からの汚染物質の流入を抑制するためには、居室内の圧力を天井裏より低くしないことが有効である。
答)○
 天井裏、床下、壁内、収納スペースなどから居室へのホルムアルデヒドの流入を防ぐため、以下のいずれかの措置が必要となる。

問)着席安静時における日本人の標準的な体格の成人男性の代謝量は、約100W /人である。
答)○

問)予測平均温冷感申告(PMV)は、主に均一な環境に対する温熱快適指標であるため、不均一な放射環境、上下温度分布が大きな環境及び通風環境に対しては適切に評価できない場合がある。

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