【777回】鹿は並ぶ
雪が積もる北海道で散歩をしていると、様々な動物の足跡に出会う。
足跡は同じ位置に複数ついている。そして、何回も通るため、その部分だけ雪が凹み、自然と道になる。
いわゆる、けもの道だ。
エゾジカが歩いた道だ。
こう見ると、彼らは、一列になって同じ道を歩くようだ。
どうしてこういう習性を身につけたのだろう。身を守るためだろうか。
確かに、一列に並んでいる。
エゾジカを見かける。大抵、複数の鹿が一緒に行動している。
それでも、まれに、1匹で過ごす鹿を見る時がある。
ある時は、住宅街を慌てて駆け巡っていた。
またある時は、人が近づいても逃げず、ひたすら草を食べていた。
どちらにせよ、1匹でいる鹿を見ると、「この鹿、大丈夫なのか」と心配してしまう。
また、仲間のもとにたどり着いて、一列になって過ごせたらいいのだがなあ。
今回で777回目の記事になった。
数字も一列になった。
ラッキーな一日になりますように。