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怪物を生んだ映画

 久々の土日連休(オフ)ということで、映画を観に行ってきた。
 ここのところ全く映画館に足を運べるタイミングがなく
 「あ~このままサブスク待ちになるのか…」
と、諦めていたが、1日1回上映までにはなんとか間に合った。

 インディジョーンズを見てからの、「怪物」を観てきました。

 是枝監督×坂本脚本×坂本教授という、スペシャルスタッフ。

 是枝監督といえば、子役。今回も子役の演出がとてつもなくよかった。
 坂本裕二さんの言葉の選び方、そして咀嚼してから「じわっ」っと感じるさりげないセリフ…ん~たまらん。

 「悪人」「朝が来る」と同じような感じを受けた作品だった。
 誰が本当の「怪物」なのか、「怪物」を生んだのは誰なのか…そんな問いかけを視聴者に呼びかけてくれた作品でした。

 この映画公演数か月前にお亡くなりになれた坂本龍一さんの演出、書き下ろしだけでなく、過去作品も取り入れていたし、「20220302」も。

 安藤サクラ、永山瑛太、田中裕子、どのキャストも素晴らしい。
 相変わらず安藤サクラはクリーニング屋スタッフが似合う(万引き家族でもクリーニング屋)。

 是枝作品の中でもトップ3に入る作品でした

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