中小企業診断士一次試験「経済学・経済政策」で読んだ本

2022年2月3日に中小企業診断士試験の合格証書をいただくことができた。

さて、本格的にプロとしての活動が始まる前に、2年間の中小企業診断士試験勉強でどんな本を買い、どんな勉強をしたかを書き出しておこうと思う。

最初は一次試験の七科目でどんな本を買ったのか、どんな勉強をしたのか、から話をして行こうと思う。

今回は「経済学・経済政策」で読んだ本から。

大前提となるのだけど「経済学・経済政策」は一次のみで二次では全く使わない。よって、60点を取れば良い、という発想でOKだと思う。

僕は基本的に一次試験は早稲田出版(TBC受験研究会)の参考書をメインに実施した。得に僕の年は筑間彰先生という方がほぼ全て担当していて、暗記に頼らない教え方で本当によかった。最近の早稲田出版には見かけないが、市川の自身の仕事はしているようだ。また、戻ってきてくれないだろうか。

あとは序盤。初心者向けの数式を使わない経済学入門でイメージを掴んだ。

一応「元同僚」と言える「暗黒卿」高橋洋一氏のこちらで「マンデル=フレミングモデル」のイメージを掴めたのがよかった。これの理解が、中小企業診断士試験のマクロ経済学のゴールとも言えるから、である。ついでだけど、やや煽り気味の高橋洋一があまり表には出てこない価値観も少しわかる。

あとはこちらも良かった。高橋洋一氏の本よりかはボリュームがありますが、非常に網羅している感じ。過去問と参考書だとグラフ操作がメインになってイメージがついてこない可能性もあるので、こういうので言葉による理解を図るのも良いと思う。

さらにイメージを深める、ということでマンガも紹介。カツヤマケイコさんのマンガは経営学本もあるのだけど、これは経済学。マンガ参考書はかなり多いのだけど、当たり外れが大きい。しかし、カツヤマさんのマンガシリーズは大当たり。文字解説がほとんどなく、ストーリー性の強いマンガでちゃんと解説してくれる。

苦手な人はFPの「金融資産運用」にも少し出てくる。FPの参考書は勉強が苦手な人用にカラフルな図で説明しているものも多いので、そちらを本屋とかで立ち読みするのも良いかな。

ここらへんを準備した上で、直前三週間ぐらい前に「経済学検定」という試験を受けたのだけど、中小企業診断士の三倍ぐらい難しいので注意。難しい問題を解くことでできるようになるタイプと、逆にパニック起こしちゃうタイプがいるのだけど、後者は受けない方が良い。

こんなところかな。「経済学・経済政策」はイメージを早めに確立して、どんどん問題を解く体制をつくりたい。似た問題は結構でるからね。あと、わずかにある暗記ネタ、ラスパイレス指数とパーシェ指数のようなやつは最後の最後で暗記もOK。

…という訳で今回は以上。また後日加筆するかもです。最後のページに100円募金コーナーを作っておくので、入れていただけると励みになります。


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