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epis Education Centreの算数

みなさんは算数についてどう思いますか?
算数は単なる計算問題だと思っていませんか?

そんなことはありません!
いろいろな図やグラフを書いたり、条件を整理したりすることで思考力が大いに鍛えられる教科です。また、小学生のうちに思考力を鍛えておくと、中学生、高校生になってからの数学はもちろん、他の科目の学習にも役に立ちます。

ここで皆さんに質問です。ドラえもんは何が凄いのでしょうか?

どこでもドアやタケコプターでしょうか?それは、もちろん素晴らしい道具ではありますが、その道具が素晴らしいからと言って「ドラえもんがすごい」ことになりません。
でも、ドラえもんは「確かにすごい」と思いませんか?それはなぜでしょうか?
それはドラえもんがのび太くんの危機を目の前にして、瞬時に最適な道具を引っ張り出せる、というところです。

算数には数多くの応用問題があります。それを瞬時に解決できたら「算数のドラえもん」みたいですね。
皆さんに算数のドラえもんになってほしい、とまでは言いませんが、問題を「解決する」楽しさをぜひとも感じてもらいたいです。
算数にはドラえもんの道具に相当する「解き方」がいくつもあります。それを駆使して問題が解けたらきっと楽しいですし、算数が好きになること間違いなしです。
算数の特殊算、例えば、つるかめ算、消去算、ニュートン算などは図やグラフを使って視覚的に理解します。
割合や速さをキチンと理解すると中学生、高校生での数学の学習がよりスムーズにできます。

でも、算数は好きなんだけれど、いまいち苦手。

そんな声を耳にすることがあります。
算数にはセンスが必要?そんなことはありません。算数は他の科目と同じ日々の練習の積み重ねが必要なのです。
例えば、速く正確な計算力。コツコツやれば計算力は確実にアップします。
計算力は思考力を支えるエンジンであり、言葉のようなものです。
算数が苦手だと思ったら、まずは計算力アップを目指して毎日計算練習してみましょう。

次に、応用問題も何度か解いて「解き方」のパターンに慣れることです。
算数の「解き方」はドラえもんの「道具」に当たります。「解き方」を使いこなすためには実は練習が必要なのです。
先生の説明を聞いて「分かった」つもりは禁物。「手を動かして」図やグラフを書いて問題を分析する習慣をつけましょう。

例えば、自転車に初めて乗れたときのことを思い出してみてください。
自転車に補助なしで乗るのは大変だったはず。それが乗れるようになると乗るまでの苦労がウソのように簡単に乗れますよね。
きっとドラえもんも「道具」を使いこなすために私たちに見えないところで密かに練習しているのかもしれませんよ。

算数の問題は易しいものから超難問までピンキリです。
せっかく算数を学ぶのであれば、ちょっとだけ難しい応用問題「にも」チャレンジしてみませんか?

解けたときに超スッキリしますよ。