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理科・社会を学ぼう(小学生編)

理科

みなさんは自動車や電車がなぜ走れるかとか、飛行機が空を飛べるかとか、夏がなぜ暑いとか、インターネットがこんなにも便利なのか、考えたことありますか?

理科は、みなさんの多くの疑問に答えてくれます。
理科で学習することは私たちの日常生活で使われている科学技術の基礎の基礎。最新技術は多くの研究成果の積み重ねの結果です。
最新技術に近づくためには理科の学習が必要不可欠なのです。

理科は単なる暗記科目ではありません。
私たちが覚えなければならないものは、昔の人が多くの観察や実験をして、その結果を成果としてまとめましたものです。
そして、学校や塾で行う理科の実験は昔の人がどのようにして研究したのかを知ることができる非常にいい機会なのです。

理科を学ぶ上で気をつけたいことは、まずはあらゆることに関心を持ってほしいということです。身の周りのものを見たときに「なぜだろう」「どのような仕組みだろう」という疑問を感じ、興味がわいたら調べてみてほしいのです。

きっと小学生の頃に興味を持ったことが将来の仕事になるかもしれません。
ちなみに、理科は算数と非常に関連性が高い科目です。
理科の計算問題はまるで算数みたいです。
算数の学習もしっかり進めておきましょう。

社会

小学生にこそ社会の学習を頑張ってほしいと思います。
新しい知識を目に見える形で楽しく学べるのは、この時期特有のことです。特に海外で暮らす皆さんにとっては、日本のことを知ることは、日本にいる子どもたちよりも大きな意味を持つことになります。

オリジンである日本のことを知ることに加え、ドイツでの異文化や歴史に触れることで二つの文化、地理、歴史を学ぶことができるわけです。
また地理的に日本から離れていることで、客観的に日本を見たり、ドイツとの比較を自然にできる目を養うこともできます。

ただの暗記科目と捉えるのではなく、ちょっと大袈裟に聞こえるかもし れませんが、将来社会に出て色々な場面で多角的な視点が必要になってきた時、小学生のうちに身につけた習慣がきっと役に立つことになるはずです。

また、知的好奇心を刺激する題材として社会は最適な科目です。
例えば地理の分野で「日本の農業」について学習したとします。はじめは表面的に外観を俯瞰するだけかもしれませんが、さまざまなファクトに出会うことで、そこを深掘りしていくきっかけになり、深さは無限です。知れば知るほど、もっと知りたくなるということが分かり易い形で感じられるのが社会なのです。

テストで高い得点を取ることももちろん大切ですが、純粋に「知りたい」という好奇心を探究していくことにも大きな意味があると考えています。


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