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考えごとに適した時間帯、の巻

夜の考え事は、良い方向にいかない。

当たり前なのかも知れないけど、本当に最近、私はこのことに気がついた。

昼間は仕事や家事に追われて考え事をする暇もなく、ざーーーっと過ぎていく。やっと一息つける時間が、夜なのだ。

そして夜になって、いざ自分の内面に目を向けると、結末が全てダークな方向にいく。全て、である。そして、朝起きるとすっからかーんと忘れている。本当に不思議、、、

そして私は思った。それなら、夜に考えるのをやめよう、と。夜寝る前は、楽しいことだけ考えて寝よう、と。そしたら万事オッケーじゃ〜んと。

すると、寝る前にその日合ったいいことを考えるだけで、寝る時間が遅くなることも無くなった。一見、成功である。

やったーなんて思っていたのに、だんだん喉の奥がつっかえて、心のモヤが取れない感覚に陥った。

謎の不調、なんだろう、、と思いながら月日が過ぎ、
ある日休みの日にお気に入りのカフェに息抜きしに行った。

椅子に座って、静かな店内で、窓から入る光を見ていくうちに、心のモヤが取れて、ザワザワが消えた。そこで私は気づいた。自分の心の中を覗く時間が、完全になっくなってしまっていたことに、やっと気がついたのである。

昼はバタバタして、夜は考えずに寝る。睡眠時間は取れて体調は一時的に良くなったけど、心の中を覗いて、本音を聞いてあげる時間が完全に消え去っていたのだ。

任される仕事への本音、自分が着ているものと実際の自分の気分のすり合わせ、恋人との距離感、恋人に感じる違和感、恋人との未来、生活に感じる違和感、本当はこうしたい、ああしたい、、肩の力が抜けていて、自分だけの時間軸の中で、考え事に集中しないと、なかなかこういったことについて頭の中で整理できなかった。

とはいえ、こういうヘビーな話題を夜に考えると、確実にバッドエンドが頭をよぎって心に良くない。
だから、お休みの日の昼間、定期的に自分の中を覗く時間を設けて、心の位置を元に戻していく作業が、健やかに生活をしていく上でとても大切なのだと思う。

みなさんも、お休みの日のお昼間のぼーっとお一人考え事、やってみませんか?おすすめです。

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