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2020年ことじめ

2020年はコロナ禍一色で、皆さんも想像と違った世界の中で振る舞い、検討し続けた一年となったのではないでしょうか。

私も、色々な気づきがあった一年となりました。2020年ことはじめになぞって、1年間の振り返りをしていきます!

子年

2020年は子年。賢く堅実に行動することを心がけます!

「賢く堅実な行動」について、あまりスマートには行かなかった部分も多い一年ではありました。行動ができたことはよかったと思うも、まだまだ至らないところが多く、今年も愚直に一つ一つ学んでいく時間が長かったです。

長期的に尽力しようと考えていたプロジェクトからの離脱

会社のことなので深くは言えませんが、大きな組織変更があったことで、関わるプロジェクト内容や組織の役割が変わりました。これは有りうるとは考えていましたが、本気で腰を据えようと自分が尽力していたことが突然できなくなるのは、自分にとっては一定の衝撃がありました。

株も持ってない被雇用者なので仕方ないですね。株式を持って意思決定をできるということがどれだけ重要なことなのか、改めて気づかされました。正直、今までは進路やキャリア面では想像通りになることが多く、コントロールできない事象にどのように向き合うか、よりリアルに考えることができました。

かつては、人生がうまくいきすぎて共感性が無い人間にならないか、という不安があったので、自分が納得できる形でこのような経験を得られたことは本当に良かったと感じています。挑戦し続けていなければ、ここまで強く考える機会としては受け止められなかったと思います。

ボトムアップで始めたプロジェクトのクローズ

また、別件でコロナの影響によりクローズした案件も出てきました。ボトムアップで立案していたものだったため、責任を持って、少しでも会社に貢献できる財産になるように尽力しましたが、無念でした。

どこに対しても迷惑をかけてしまって、不甲斐なく、どのように進めていけば良かったのか深く内省しました。交渉術に関する書籍を読み漁り、自分なりにフレームワークを作ってみて、当時のことを思い出しながら、一人でロールプレイとして書き込んでみました。

コミュニティマネジメントの課題はここでも強く感じました。一人、一つの要素が増えただけで、自分の目の前にある情報量の煩雑さは、自分が認知できるレベルを遥かに超えて現れます。ここについて良いフレームワークや整理方法はまだ考えられていないので、来年への宿題とします。

最高の仲間と挑戦した新規事業提案の停滞

5月ごろ、コロナとなり、組織改編も重なり、暇すぎた3-5月。GWの旅行も全てキャンセルされて時間もあるし、HRテック周辺で出会えた友人とHR関連の事業検討を始めました。

5月の社内起業では落選。しかし、そこからピボットし、その次の選考では、書類選考と中間審査を合格。惜しくも最終審査前に落選してしまいましたが、その後も別のプログラムに出したり、VCや投資家を当たったりと精力的に活動できました。

今回の取り組みで驚いたのが、素晴らしいメンバーに恵まれたことです。全員が共有できる、それぞれの原体験に基づいたビジョンを持ち、推進していくことができました。ビジョンが共有できるチームというのを、私は初めて体験することができました。(チームメンバーは本当にありがとうございました!!!)

一方で、一番の課題と感じたことが、ドメインの深い課題感やビジョンを持つ人と、ビジネス的なセンスがある人をどのようにバランスよくマネジメントしていくべきかということです。おそらく、ビジョンの共有以上に大切だったのは、解くべきイシューの共有でした。

イシューからはじめよという書籍がありますが、正直、院生時代に読んだ時は、当たり前のことが書かれていると思っていました。しかし、今回の一見を通して、解くべきイシューについて、自分は全く理解ができていなかったと気づきました。石川善樹さんの問い続ける力、QWSの問いイベント、色々なところで触れてきたはずなのに、私は何も理解していなかったと強く感じました。

イシューの整理を行い、チームとしてより良い体制で再スタートできたことは大きな躍進でした。まだまだ成功しているとは言えないですが、こちらの案件はまだ続けているので、2021年も模索していこうと思っています!

キレイなデータが集まり始めた元年

子年の話が長くなりましたが! 2020年を社会の概況からも振り返っていきます○

2020年は、日本ではデジタル庁の新設、ノーコードの流行がありました。
これにより、行政のデータ、中小企業のデータがキレイになっていきそうな機運を感じられました。

また、世界的にもGTP-3の発表があり、自然言語の分野にも産業が盛んになりそうという間接的文脈でキレイなデータが増えていく期待が持てました。

これらを受けて、下記の通りに宣誓していたMVVについてコメントしていきます。

[ビジョン]日本, 世界中の人々を笑顔にすべく 1) 意思決定を加速させ、2) 圧倒的全体性を保ち、3) 価値の存在認知を普及する
[ミッション]キレイなデータであふれた社会を実現する

ビジョンとミッションの大方針は変わらず検討できました○ ただ、キレイなデータが集まり始めたので、自分が作っていくべき領域は再検討する必要があります。浅くて広いデータはキレイになってきそうなので、次は深くて狭いデータかなと考えています!

[バリュー]
- とにかく検証!事実に向き合う

これはできました!目の前の課題に向き合って、一つ一つの検証ができました。上であげていた3項目についても、現場の意見を聴きながら、仮説を常に持ち、リアルな課題をより解像度高く見えるように検討できました。社内起業については2サイドモデルだったので、アンケート約100*2, ヒアリング約35*2, 計約300人の声に向き合うことができました。ここまですると流石に解像度が上がると知れて、少し自信にもつながりました!

- グレイトビジョンと個々の課題解決のバランスを意識する

これは上記であげていた項目でもそうですが、本業の方でも、それぞれアンバランスさが目立った一年でした。このデザインは本当に難しい。むしろ、掲げる目標の粒度として適切でなかったことがわかったのがよかったです。もっと細分化し、次に繋がるように検討していくべき項目です。

- 自分が置かれている環境を認知し、デザインし続ける

これも、一つ上の項目ともつながりますが、まだまだ客観的に、今、自分に起きていることを把握しきれていないという反省が残ります。これはフレームワークを自分で作りながら、一つ一つの事象を流さず、定期的に見直し、内省し続けることで向上する他ないかと感じています。

時空間で変容し続ける街をグループごとパーソナライズしていく
1) 業務でのプロジェクトマネジメント経験
大規模なグローバル案件のため、ここで一つ大きな実績を作る。大きなビジョンを達成するために、チームとして動くとは何か経験を持って語れる人材となる。特に、スマートシティという大きな人の集まりに注目したコミュニティのあり方について探求していく

これはある程度できました!ただ、ポジションが変わってしまったため、再度、攻め方を検討する必要があります。

2) 業務内外での人事/コンサルティング業務経験
表情がわかるユーザー/顧客を相手とした、個々の課題解決を行う活動を続ける。副業では、大手企業では請け負うことができないような案件を受注することで、多岐にわたるドメインに対する見識を深める。

これもできました!業務内では働き方改革推進室の企画課に兼務することができ、身近な課題に向き合うことができました。

社外でも、副業として、1年間業務を受注し続けることができました。先方がとても良い企業様であったため、ここまで来られたので、もっと自立して、社会に起きているあらゆる課題解決に取り組められるようになりたいです。

また、社内起業企画時のユーザーヒアリングを通して、色々な業界での困りごとを伺うことができ、新しい案件の受注にも繋がりました。自分の実力や振る舞い方を知る、大きな手段だと思うので、ここについても2021年はしっかりと方針検討していきたいと思っています。

3) ビジョン実現に必要なスキル/資格獲得 ※地道に一つずつ...
・技術資格:基本情報, 応用情報, ネットワークスペシャリスト, 情報セキュリティマネジメント, AWSクラウドプラクティショナー
・ビジネス資格:PMBOK, 簿記, TOEIC
・教養:体力作り、芸術、フィクション物語を作ってみる、その他関わりが浅かった領域を散策

ここは。。。全然できなかったですww資格試験はコロナでスキップになってしまったのもあったし。。?英語はちょっとやった!体力づくりは忙しくなるまでは結構頑張れて、だいぶ筋肉ついたので、来年はもっと具体的に数値目標を。。。フィクション物語!?書いてないですwww

4) キレイなデータであふれた社会を実現するためのプロモーション活動
これらのミッションを達成するためには、一人、ましてや一つの分野で完結することはできません。仲間やファンを作っていくために、私が考えるキレイなデータであふれた社会の魅力を、存分に伝えていけるような活動をしていきます!!

こちらは比較的取り組めたかと思います!複業研究家の西村さんのオンラインサロンに9月から参加し、そこから爆速でできるようになった気がします!w スタート地点が0だったので伸び代があった!特にTwitter頑張ったので、よかったら見えてみてください^^ ここは来年の目標でより詳細に記載します📝

2020年に得られたこと

求められることに向き合わなければならない

他人から求められることが、自分ができること、自分がやった方がいいことであるのは間違いないです。そこに向き合わずに解決できる課題はないと思っています。

もちろん今までも感じてはいましたが、それを強く感じられた一年でした。エピソードを持ってこれらを話せるようになったことは大きな良いことであったと感じています。

他の人よりも想像できる領域で世界を作っていかなければならない

一方で、どんなに他人から求められていても、相手が気づけないものがあります。それは私の想像している世界です。相手に求められても、想像できないことを形にし、チームを率いて、何かを提示することは、できないのです。能力として、どんなに尽力してもできないことはあります。

ただ、自分が想像できる領域があるのであれば、そのイメージを私たちは誰かに伝えることができます。私たちが想像する、その素晴らしい世界を作っていくことができます。

例えば、Switchのゲーム機。あれを想像できた人がどれだけいたのでしょうか。いつから。本当に、心から、自分が作りたい楽しさや、共有したい空間を想像できた人たちがきっとあのゲームを作ったんだろうなと思います。

もちろん、その作っていく世界は誰かに強制するものではありません。ユーザー決める、その厳しくもリアルな世界です。自分が使いたい、体験したい、そう思う事実が作り上げていく世界です。

だから、そこに対して怖がることはないし、そんなものは言い訳にはならないのだと、今だからこそ私は伝えることができます。しかし、私が言えるのは、その入り口にもまだ立たない段階なので、もっと強く、各個人がもつ世界が素晴らしいものであると伝えられる人材になっていきたいと思っています。

おごることなく、ただ、現在の、自分の意思決定と、環境に向き合いながら、かっこいい生き方をしていきたいです!

おわりに

課題もいくつも見つかる一年となりました。バランスも難しいし、一周回って何が何だかよくわからないところも多いですw来年はどんな一年になるのでしょうね。

2021年になったら上記踏まえて抱負書きますので!お楽しみに〜

長文拙文失礼いたしました。
本年も誠にありがとうございました。

めぐもり

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