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目まぐるしく過ぎ去っていく日々 その2

中学一年生の一年間は本当に目まぐるしく過ぎ去って行きました。
そして、2年生になって色々と環境が変わりクラス替えで新しいクラスメイトと出会い交友関係も変わりつつも生徒会は秋まであったのでまぁ忙しいのは変わらないですが、その分小狡くなって生徒会活動で部活は休む言い訳として大活用してました。
生徒会は本当に楽しくて、生徒会室がある意味溜り場みたいになってて季節によってのいくつかの作業はあるものの、たいした負担もなく基本お喋りや情報交換の場という感じでとても充実していました。
副会長の先輩の一人が水泳部で、秋に文化祭でバンドの演奏することになり、その即興演奏などしたり、何でもありな空間で、生徒会室の場所も職員室から離れてたし、一階の階段脇のどんづまりにあったので自由な空間でした

勉強も普通にしていたし、成績はそれ程落ちることもなかったけど、塾をサボりだしていたから少しずつ影響は出ていたかも…

で、先輩の文化祭での演奏を見て、俺もやりたい!って目立とう精神のかたまりだったこともあり、クラスメイトとバンドを組みスタジオで演奏するようになりました。

今はどうなんだろう…当時は楽器屋さんや本屋さんにタブ譜というものが売っていて、好きなバンドのものを買って演奏していました。
いわゆる普通の楽譜を更に読みやすくしたもので、コードと、ギターやベースの弦を押さえる場所を記したものでとてもわかりやすくて、音楽的な詳しい知識がなくてもお手軽に演奏が出来るスグレモノでした。

それでも中学生にはちょっと高い買い物ではあるので、買うのは勇気がいりました。

一応、バンドのリーダー的な立ち位置にいたので買うのも自分で、その分自分の好みを聞き入れてもらってはいました。 

正直に言うと、僕はギターは本当に下手くそと言っていいレベルで、メンバーは楽器の上手い人を中心に集めた感じで、例えばピアノが上手い人や、ドラムが叩ける人などに声をかけて巻き込んでいくといったほうが良いかもしれませんね。

今思うと恥ずかしいのてすが、当時の僕は自己顕示欲の塊で、思い上がってたのだと思います。
それで、不良の先輩に目をつけられたりもしてましたが、馬鹿な僕は目をつけられた原因に全く気づかずにいました。

良くも悪くも、当時が僕の人生の全盛期だったかもしれません。女の子にも妙にモテていたし。

そんな感じで、生徒会は一年間の活動を終え、新たに選挙で編成された生徒会役員に入れ代わり溜り場が1つ無くなりました。
一応立候補はしたのですが…落選しちゃいました(笑)

そんな感じで、楽しみが減った分バンド活動に力を入れていくのでした。

あっと、前回の予告まで行かなかった(笑)

次回こそ、人生最大の出合いと言っていい、おのバンドについて書きます。 続きます。

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