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COぷち話7「夏休み明けのストレス」

COぷち話7「夏休み明けのストレス」

こんにちは、支援教育コーディネーターのepiです。

 そろそろ夏休みも終盤にさしかかりました。
子どもたちは健康に気をつけて夏休みを送っているでしょうか?

 さて、夏休み明けですが、どうしても、学校に行きたくない、行けないという子どもが全国的に多い時期。「学校に行くくらいなら・・!」と極端な判断や行動(最悪な場合は自死)につながるケースもあるんです。

 夏休み、あんなに元気に、笑顔いっぱいで過ごせていても、子どもによっては、「学校が始まる」が大きなストレスになることもあります。

 保護者からすると、「あんなに遊園地で元気に大騒ぎしていたのに、学校に行けないなんて、どういうことよ!!」と子どものわがままに感じてしまうこともあるかもしれません。でも、それは「夏休み」という「公式に学校に行かなくていい期間」だからこそ、ストレスなく行動できた可能性が高いんですよね。

 なので、夏休み明けに向けて、子どもも自分を責めて、さらに元気をなくしていく、、、なんていうことが、この時期によく見られます。
 
 子ども一人ひとりによって状況は違うので、登校への後押しが必要な子も確かにいるのですが、無理に登校することが心身に大きなダメージになったり、その後の学校生活に支障をきたす子もいるんですよね。

 「学校に行きたくない」という言葉や態度が出た時は、子どもの様子をよく見て、ゆっくりと話を聞いてみてほしいんです。その時に、上記のような状況を理解してあげていると、子どもも話をしやすいと思います。

 その上で、がんばって登校してみるのか、もう少し休むのか、スモールステップで進めるのかを、子どもと一緒に決めていけるといいですね。
 
 そろそろ、学校の先生たちも、夏休み明けの授業準備でがっつり学校に勤務していると思います。困ったことや、いつもと様子のちがう子どもの様子があったら、ぜひ学校にも連絡してみるとよいと思います。悩みは家庭で抱えず、学校と協力していきましょう!

 残りの夏休み、皆さんもお子さんたちも、元気でお過ごしくださいね!

 それでは、また次回のぷち話で。


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