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よちよちクリスチャンの聖書ノート

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幼子のようなクリスチャンの私が、幼子のような目で聖書から発見した真理をお伝えします。
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2023年1月の記事一覧

クリスチャンは何をすべきか

はじめにクリスチャンになったあと、私たちは何をすべきでしょうか。 事実、私たちは何をしているでしょうか。 価なしに救われたのだから、特にすべきことはない、そう思うでしょうか。 これについて、聖書が何と教えているか、確かめてみましょう。 イエス様の教えイエス様は、天国がどのようなものであると教えられたでしょうか。 天国とは、主人が僕に財産を預け、それで商売をさせるようなものだと主は言われました。 この商売をしなかった僕はどうなったでしょうか。 これを見てなお、「役

十字架の贖いだけでは不十分なのか

はじめに私たちは、十字架の贖いによって赦されました。 ただそれだけで、私たちは救われ、天国に入れるのではないでしょうか。 多くのクリスチャンが、そんな疑問を持ったことがあると思います。 これについて、聖書はどう教えているでしょうか。 とても大切なことですから、慎重に確認してみましょう。 贖いだけで十分である聖書は次のように教えています。 贖いだけで十分です。私たちが支払うものは何もありません。 神の恵みにより、贖いによって、私たちは義とされるのです。 しかし、こ

主の切実な願い

はじめに全能なる神様でも、「ああなったらいいのに」と思われることはあるのでしょうか。 驚くことに、聖書にはこう書かれています。 すべての人が救われることを、神様が望んでおられるというのです。 全能なる神様が、一体なぜ、望みを抱かなければならないのでしょうか。 ご自身の力で、一瞬にしてすべての人を救ってしまうことはできないのでしょうか。 これについて、聖書が何と教えているか、きちんと確認してみましょう。 予定説以下のような聖句から、神は、救われる人と救われない人を、あ

安息日とは何なのか

はじめに多くのクリスチャンが、安息日について正しく学ぶ機会を失っています。 そのため、安息日に対する偏見や、間違った理解が広まっています。 一度、聖書からきちんと確認してみませんか? 安息日を一言でいえば「神様と過ごす日」です。 偏見をなくすために、今回は「安息日」と呼ばず、「神様と過ごす日」と呼びながら、ご一緒に確認していきましょう。 「神様と過ごす日」はいつできたか多くの人が、「神様と過ごす日」はモーセ律法にて制定された、と思い込んでいます。 これは違います。

福音とは

はじめに福音とは何でしょう。 クリスチャンに尋ねても、様々な答えが返ってきます。 というのも「これが福音である」とはっきり書かれた箇所が、聖書にないからです。 「いや、ある」とおっしゃる方もいるでしょう。 それも含めて、ご一緒に聖書から確認してみましょう。 福音の意味福音とは、ギリシャ語でユーアンゲリオン、「良い知らせ」という意味です。 では一体、どんな良い知らせが、イエス様によって、諸会堂で宣べ伝えられたのでしょうか。 福音の内容「神の国は近づいた」これがイエ

日曜日は安息日なのか

はじめにクリスチャンの中には、日曜日を安息日として聖別しておられる方がいます。 おそらくその理由は「教会でそう教えられたから」だと思います。というのも、聖書にそのように教える箇所はないからです。 では、聖書はどのように教えているでしょうか。 大切なことですから、ご一緒に確認してみましょう。 主の死なれた翌日「準備の日」とは、安息日の準備をする日であって、主が死なれたのはこの日です。 その翌日が安息日です。ユダヤ人はその日には死体に触れることができません。 「特にそ

聖書は進化論を否定しているか

はじめにクリスチャンの中にも、進化論を信じる人と、信じない人がいます。 また、神様の助けによって進化がなされたと考える人もいるようです。 これについて、聖書にどう書いてあるかを調べてみましょう。 聖書に書かれた創造の御業聖書は、すべてのものは六日で造られたと記しています。 これをそのまま六日と受け取るクリスチャンは、進化論を否定します。 逆に、象徴的な数字として受け取る人は、進化論を肯定します。 確かに、聖書に出てくる数字は、実際の数字でない場合があります。象徴的な