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【9月2本目】菅総理退陣、からの総裁選、からの衆院選

まさか退陣するとは思わなかったよガースー。

一部マスコミやSNSを見てると管政権は「何もしなかった」と言われがちですけど、もちろんそんなことはありません。


菅総理の功績

・ワクチンの確保
・1日100万人のワクチン接種をぶち上げ、かつ実現
・重要土地利用規制法案
・所得のある後期高齢者への医療費負担
・不妊治療の保険適用
・フリーランス支援拡充
・学術会議にメス
・東京オリパラの無観客開催と感染拡大阻止
・デジタル庁の新設
・役所のハンコ廃止
・バイデン政権と対中政策の共有(自由で開かれたインド太平洋戦略)
・日米豪印クアッドの進展
・携帯電話料金の値下げ

もちろん一つ一つを取れば功績と認めにくいもの、効果不明なもの、色々あると思う。デジタル庁なんて怪しいよね。それでも「やらない方が良かった?」と問われれば、それは違う。

コロナ禍の中でやり遂げたんだから、実務派の面目躍如でしょう。

マスコミはワクチン1日100万人計画に対して、できるわけがないというスタンスでしたよね。でも菅総理はやった。「リーダーが目標を立て、組織がそれを実現する」という形を見せてくれました。

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ハンコの廃止も感動した。絶対にできないと思ってたから、硬直した日本の行政も政治家が本気になれば変わるんだと教えてくれました。市役所でハンコを押す回数、激減しましたよね。

一方で、コロナ発生から1年半経過しても医療崩壊が叫ばれたり、アフガニスタンの日本大使館で働く現地人の職員500名を救うことができなかったりといった点は、明確な失敗と言えるでしょう。


菅総理のダメだった点は1つに集約される

菅総理のダメだった点は極めて単純です。実務的に優秀であったからこそ、その優秀な改革が継続できるよう、支持率を高く維持し続けねばならなかったのに、失敗したこと。

改革をできる政権なのに、1年で頓挫させてしまった点です。

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