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高野山の旅 3

高野龍神スカイラインで龍神温泉へ。山が深い。何年か前に秋田から盛岡に山越えしたのですが、そう変わらないです。三味壇山という山の頂上に竜神タワーというとっっぴな建物があり、そこからいくつか写真をとりました。表題は高野山方面、下は修験道で有名な大峰山系です。

どちらも山にしか見えません。ここから10キロほど下ると、龍神温泉です。なかなかに広くて、お湯のよい共同湯がありました。重曹泉が濃く、お肌によさそうです。何軒か旅館があります。お食事処が個室で、嬉しかったのはごはんやお茶が好きに楽しめること、肩の力の抜けたサービスでよかったです。気さくなおかみさんによると、今は高野山とほとんどお付き合いがないとのこと。

 紀伊田辺市まで、同じような距離の山道がつづくようです。で、なんで、こんな山深いところが開発されたのかというと、昔は、はげ山で発見しやすかったということがあったようです。宮崎駿の「もののけ姫」のたたら場みたいだったんじゃないか。道も、のちの林道を開発したあんなに高度の高い道でなく、谷沿いにあったのだろうと思います。仏教の伝来は水銀を使った朱を使い、巨大木をつかった大伽藍の建設をもたらしたわけで、こんな田舎に大自然破壊をもたらしたんだろうな。想像するとすさまじいですね。露天風呂、飯のタネがたくさんあるオーソドックスな朝ごはんを堪能しました。引き返して、高野山奥之院にいってみました。

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