見出し画像

奥深い。マーダーミステリーのすすめ

※ネタバレは含みませんが、感想を含むいかなる情報に触れるのも嫌と言う方はご自衛願います※


マーダーミステリーってご存知だろうか?何かしらの事件が起きるシナリオがあって、プレイヤーひとりひとりが役割を与えられて事件を解決していく、「参加型ミステリー」。

初めてやったのはアメリカの学部時代1年目だっと思うけど、100人規模くらいで留学生センターのホール貸切で、みんな少し良い格好してディナーに来たところで事件が起こるっていう、アメリカならではの規模感が楽しかった。ミステリーは英語がまだ全然で1ミリも要領を得ず。笑 規模が規模だけにそこまでの作り込みはしてなかった記憶。そもそもマダミスが何かを理解してなくて「難しいし長いな、宿題やらなきゃ」って言って途中で帰ったすらある。

大学卒業後PhDが始まるまで、実に4年ぶりに日本に月単位でいたあとのフライト。少しいつもより寂しかった。

そんなファーストコンタクトから7年後、時は流れて2020年大学院4年目。いつも遊んでる日本人でサンクスギビングトリップでRV使ってZion国立公園行ったのね。その時にQ氏が持ってきてくれた『何度だって青い月に火を灯した』(SNE社、冒頭リンク)。これがもう傑作だった。雪の降る2日目の夜、アリゾナかどこかのRVパークで7人でやったこの作品。シナリオもみんなの役もハマってて、シチュエーションもどこか非現実的。みんなで物語を作っていく感覚にとにかく病みつきになった。

懐かしのZionトリップ in 2020/11
雄大な自然

それからはSNE社一筋、気付けば友達と合わせてシリーズ全14作品中11作品が手元にある状態👏🤣それもわざわざ日本からアメリカに取り寄せて。そのうち6作品今までやってきた。多少の好き嫌いはあれど、シナリオがどれも丁寧に作り込まれていて、その時そのメンバーで、たった1度きりの物語を作る楽しさはいつも格別だ。

この前の金曜日『マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド』をやった。『何度だって青い月〜』以来の感動。プロットの巧みさ、登場人物それぞれの背景と目的、プレイヤー各々の性格がバッチリとはまって、本当に、よく出来てるなぁって何回か言ったことか。コロナを経験したからこそ出るリアリティーもあり、このタイミングで出来たのも何かのご縁だなと。自分が勝てた気持ちよさでバイアス掛かってるのもあるけど、『青い月』とほぼ同率1位の次点としたい。

これを読むときのドキドキわくわくは
何作品やっても変わらない

こうして何作品もやっているとフツフツと湧いてくる「これ、作ってみたい」欲。周りに各分野の秀才たくさんいるし、現実味ありそうなんだよな。時間余らせて是非やりたい。こういう、あの番組自分たちでやってみたい、系で言うと逃走中、めっちゃやりたい。今アメリカNetflixでもやってるよね。てか一回大学のキャンパス使ってやれたのは楽しかったけど、ガチでハンター放出の仕掛けとか色々してあるショッピングモール貸し切りでやるって言うのがいつかの夢。それか普通に有名人になって出る。体動くうちに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?