自分を殺したくない

私は縛られている。

物理的ではなくて精神的に。

あれはだめ、これはだめ。
なんのためにそれをするの?
必要ないでしょ?
俺がダメって言ったらダメ。普通に。


当たり前だと思ってた。

若い時はそれが 愛 だと思っていた。


勘違いも甚だしい。

子供が産まれて守るものが増えた。
それと同時に私の立場の弱さが際立った。

わたし

には人権がないようだ。

子供優先は当たり前。
それは私もそう。
私の大事な宝物が成人するまで
身体も心も健康にしてあげたい。
導く、のではなく見守りたい。
本人の意見を尊重して。

しかしわたしは尊重されない。

こうしたいな、ああしたいな。

美容院行きたいから子供を少しお願いします

今週はダメ。予定がある。
おかあさんにみてもらえば?

あなたの子供よ。
あなたとわたしの子供よ。

何度心の中で呟いたことか。

そんなことを言えば

誰のおかげで、、、、、

と小言が始まるから言葉を飲み込む。


自立したいが、子供は父親が好きだ。
わたしが我慢すればいい。


そうやってわたしは自分を殺している。


いつか自分を自由にイカセテアゲタイ


自立


想像以上の努力と覚悟が必要だ。

わたしにはまだそれができる自信もない。




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