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大会参加記:東京チェスフェスティバル Rd.3

東京チェスフェスティバル

形式

3R スイス、持ち時間30分+30秒/手 NCSスタンダード公式戦

参加者

Aグループ12名、Bグループ12名、Cグループ12名、Dグループ11名、計47名

参加時の各レート

Chess.com: Rapid 1425
Lichess: Rapid 1802

雑感

ここまで1勝1敗で迎えた最終試合。
勝てたら入賞かな?と思いながらの対局となりました。

しかし、2試合目の激戦の疲れを引きずっていたこともあり、全体的にぼやっとした内容になってしまいました。


Rd.3 黒番

3試合目もURの方との対戦となりました。

この大会は黒番を2局引いてしまったのですが、準備不足が露呈したような気がします。

棋譜

1.d4 Nf6 2.Bf4
London System
この定跡はほとんど勉強しておらず、準備がない展開になる。
g6-Bg7の形にする方針のみはイメージしていた。

2...d6 3.e3 g6
なんか確かKingサイドでフィアンケットするんだったかな。。。?
程度の理解度。

3…g6

4.Nf3 Bg7 5.h4 0-0 6.Be2 Nc6 7.Ng5

思っていたより速い仕掛けで驚いた。
Nc3が入るなどゆっくりした駒組みになると思っていた。

7.Ng5

7...e5
f3 Knightがいなくなったのでe5突き。

8.dxe5 dxe5 9.Qxd8 Rxd8 10.Bg3
ここまでは序盤成功したと認識。
Bg4とBf5で迷った。
中盤以降、白マスPawnが多くなりそうだと思い、
Light Bishopを交換するため、Bg4を選択することにする。

10.Bg3

10...Bg4?

sub: 10...Bf5 11.Nc3 Bxc2 本譜より、Bxf5の方がはるかによい。

sub: 10...Bf5 11.Nc3 Bxc2

11.Nc3

sub: [11.f3 Bf5 12.e4 Nd4]

交換しにBg4としたはずなのになぜか交換しない。
指したあとに、自分の一貫性のなさに気が付いて驚く。

11...Rd7

12.f3 Be6

sub: 12...Bf5 13.e4 Be6
この展開が嫌だったが、Nh5で相手のDark Bishopに当てることができた。

13.Nxe6 fxe6
Double pawnを作らされ、攻撃される展開になる。

14.Bc4 Kf7 15.a3 Rad8 16.0-0 Bh6 17.f4 e4 18.Rad1

このあたりは、せっかくKingのポジションが良かったのに崩された上、 Double Pawnもあることから、不利だと思っていた。
しかし、エンジンは互角と言っている。。。ナンデ?
c6 NightをKingサイドに展開することをよく見てるらしい。

18.Rad1

18...a6 19.Rxd7+ Rxd7 20.Kf2? Rd2+

Rookがフォークで入り込んでちょっと良くなったと感じた。

21.Kg1 Rxc2 22.Rf2 Rxf2 23.Bxf2

方針を決める必要があると考えた。
Pawnの数で有利なQueenサイドを攻めるぞ!との気持ちを固める。

23.Bxf2

23...Ke7 24.Ba2 Bg7 25.Bb1 Na5 26.Be1 b6 27.b4 Nc4 28.Nxe4 Nxe4 29.Bxe4
迷った。
Queenサイドを攻撃するつもりだったしな。。。 とa3 pawnを取る。
結果としてこれが良くなかった。

29.Bxe4

29...Nxa3 30.Bd3 Nb5 31.Kf2 Kd6 32.e4 Bd4+ 33.Kf3
このあたりで思ったよりも、 Double Bishopとb4 Pawnが堅いと気がつく。
困った。

33.Kf3

33...Kc6 34.Bc4 e5?
悪手。 Kingが下がるべきだった。

35.f5 gxf5 36.exf5
Pass pawnを作られ、fファイルを巡る攻防を強いられる。

36.exf5

36...Nd6 37.Be6 Ne8 38.Ke4 Kd6 39.g4
技がありそうな展開になったと思った。

39.g4

39...Nf6+
ここで相手の方がイリーガルムーブをしてしまう。

40.Kf3 e4+ 41.Kf4 Be5+ 42.Kg5 e3 43.Bc4 b5 44.Be2 Ke7?

辛抱できずに逃してしまう。

[44...Nd5 45.Kh6 Nf4 46.Bd1 Ng2 47.Kxh7 Nxe1 48.g5 Ng2 49.h5 Nf4 50.Kg8 Nd5 51.Kh7 c5 52.bxc5+ Kxc5 53.h6 b4 54.g6 b3 55.g7 b2]

45.Kh6 Bf4+ 46.Kg7 Be5 47.g5 Nh5+ 0-1

ここで相手の方がまさかのイリーガルムーブ二回目となり、反則勝ちになってしまった(Bxh5としてしまった)
対局としては、fとgのPawnが止まらなそうな形で、敗勢だった。


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