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国際フォーラムのホールでTani Yuukiのコンサートに行ってきたら素敵なお兄さんだった

#日記

国際フォーラムといえば、この船のような、あるいは鯨の骨のような空間が建築ラバーの間では象徴的なのだけど、昨日はTani Yuukiさんのコンサートで初めて中に入ることに。会場はホールA。

3年前にTiktokでMyraが流行ってブレイクしたTani Yuukiさん、ご存知でしょうか。聞き始めると頭の中でぐるぐる再生されるのが止まらなくなるので注意が必要です。

最初のライブはお客さんが60人からスタートしたのに、2021年のMyraのヒットでクラブクアトロの750人、今年はZepp Tokyoの2700人と続き、今や国際フォーラムのホールAの5000人を埋めるほどの急成長。今年は、紅白に呼ばれたり、しているのかも。Billboardの2023年上半期のランキングでも、7位だそうですし。

こちらは2021年リリースのヒット曲、W/X/Y。YouTubeで1.2億回も再生されている。W/X/YをずっとX/Y/Zだと思っていたのは秘密だけど、XX(ダブル X)/XYで男女の染色体の意味で、同じ恋でも男女の受け止め方の違いを歌っている(んだと思う、多分)。

比較的簡単なMVでどんどん新曲を出していくところがインターネット生まれ・インターネット育ちっぽい。ほとんどのMVには歌詞が入っていて、ステージ上でほとんどの曲でYouTubeと同じMVを背景に映し出していて、カラオケっぽい。全然気取りのないステージで、ライブハウスの感覚でそのまま箱だけ大きくなったような様子。

一番驚いたのは、MVではあまり伝わってこないのだけど、Taniさんが明るい近所のお兄ちゃん、みたいな雰囲気の人だったこと。もっと口下手な青年を想定していた。ファンのノリも、黄色い歓声が上がるというよりは「いよっYuuki!」みたいな感じだったのがきっと彼のキャラクターによるものなんだなと想像。メンタルも安定してそうだし、きっと長期的に活躍されるんじゃないかと期待。

大手ビールのコマーシャルに使ってもらいたい!よく働いた1日のあとにビール飲みながら聞きたい感じの曲。


コンサートの途中から私はすっかりお母さん目線になっていて、Taniさん、次はアニソンが出来るといいねぇ、そうすると聞いてくれる人がさらに広がりますねぇと思ってみたら、すでにありました。EDENS ZEROというアニメのOpeningだそうです。


まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのシンデレラストーリーなのだけど、最後に「あなたが歌ってくれという限り、私は歌い続けます」と言っていたのはちょっと気になった。人気が出てくると、周囲の人の期待がますますかかってくるでしょうが、合わせるところと、自分の意思を通すところとのバランスが崩れませんように。周りの大人がなんと言おうが、歌いたいから歌うを大事になさったらいいわ。どうかお疲れが、出ませんように。(誰目線?て感じですが!お母さん目線です)


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