成田悠輔さんと小松美羽さんの対談と、ネドジュンさんの左脳が静かになるのが羨ましい話
（本当は結婚未遂の話の続きを書こうと思って、時系列の記憶を呼び覚ますために昔のメールを掘っていたら、まるで他人の交換日記をのぞいてしまったくらいに赤面する内容が出てきて過呼吸になりそうだったので一旦休憩して他の話題を）
季節労働者、ワカメ
私の仕事は季節労働的なところがあって、特に四半期末のこの時期は昼間はアジアのチームと仕事をして、夕方からヨーロッパ、夜はアメリカと接続して会議をして来期の進め方について相談する。世界中の同僚と一緒に足並みをそろえて・・・とかいうと一瞬ステキ風を吹かせているかのようだけど、実態は、ノンストップ24時間営業でブラックな働き方なので本当に身体に悪い。
特に今日もそうなのだけど23時から会議などしてしまおうものなら、23時半に終わったとしても興奮が冷めるのに2時間ほどかかり、寝付くのは2時過ぎだ。それでも朝は日本の9時始業（遅らせてもせいぜい10時）に合わせて起きないとまた自己嫌悪に陥るから、結局寝た感じが全然しない。意識は寝ている間もずっと興奮していて、心拍数が下がらないまま1日が終わらないというのが2−3週間続く。
頭の中のおしゃべり
そんな時期に「あ、やばいな」と顕著に感じるのは頭の中のおしゃべりがうるさくなって、かつネガティブで決めつけるような言葉が増えること。見知らぬ人に向かって心の中で「ずいぶん派手に禿げてますなー ツルッツルですなー」ってわざわざ形容していたり、おおらかな体型の人が歩いているのをみて「ドス ドス ドス」と効果音を頭の中で再生しちゃったりする。もうどう考えても無駄だし失礼だし、本当にやめたいけどこういう時期にはグルグル脳内で再生されてしまうのも気がついていて。それが周り始めると「あ、そろそろメンタルの限界が近いな」って警戒してランニングと筋トレを増やしたりする。
そんな今週の、ごちゃごちゃした脳みそで見て、すごく面白かった動画２つ。
【成田悠輔×小松美羽】アートは人間にとっての●●●
アーティストの小松美羽さんとイエール大学助教授の成田祐輔さんの対談
意識とかAIとか神の話をしているのだけど、お二人はそれぞれが体験しながら生きている世界が全然違うせいか全く話が噛み合っていない（ように見える）。
小松美羽さんのいう、生き方を変えればサブビジョンが見えるようになって神様が降りてくる、みたいな感覚がすごく羨ましい。私も生き方変えたい。でも今の雇用契約ではどう考えても左脳的な論理性が求められているからとりあえず明日も左脳優位で生きてゆくのだけども。
次に、脳やスピリチュアルを語ってくれるNaokimanのチャンネルにネドジュンさんという女性が登場する動画。
アカシック・レコードにアクセスした女性とは？！
このネドジュンさんというかた、ある日左脳の機能が低下したのか？ピタッと頭の中のおしゃべりがなくなって世界と一体化するワンネス体験があったそう。それは果たしてやライトな脳梗塞だったのか？とか理由はよくわからないのだけど頭の中のおしゃべりが止まる状態っていうのはすごく魅力的だなと思う。もしコントロールして入れるなら入ってみたい。
そういえばお釈迦様が悟りを開いて涅槃の境地に至ったっていうのは、実は脳梗塞を起こしていたんじゃないか説っていうのを同僚が先日唱えていてそれは不敬罪で捕まるんじゃないかと思ったのだけど、あながち嘘ではないのかもしれないと思う。
という世界への憧れを抱きつつ、まだ私の能力だとコントロールして左脳を機能停止できる気もしないので、今日も言語と論理を使って人とわかり合おうとする種目に全力で精を出してしまった。すっかりエネルギーを消耗したのは平常運転といえばそれまでであるものの、どこかで電車を乗り換えるみたいに右脳優位な生活にシフトできますように。
今日も一日、お疲れ様でした。
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