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初めてちゃんと税理士さんと話してみたら、世界はサラリーマンと自営業者のパラレルワールドだと気がついてしまった

これは、自営業者の皆様からしたら、当たり前のお話なのだけど。

私の実家はサラリーマン家庭だったのもあり、中学生くらいから「税金とは戦うな、無駄だから」と言われながら育った。社会人になってからは、サラリーマンとしてできる一通りの節税対策はしてきたつもり。それは例えば、

  • NISA

  • 確定拠出年金

  • 医療費控除

  • 住宅ローン減税

  • ふるさと納税

など。

それでも、こんなもんなのかなあでも税金高いなあ感謝状くらい欲しいですなあと思いながら生きていた。同僚の中には、ワンルームマンション投資などをして節税をしているという人も複数いる。それで私もマンション投資会社の営業の人と何回か話をした経験はあるのだけど、何回考えても銀行と不動産屋がグルになって私にローンを組ませてリスクゼロで逃げ切るプログラムにしか思えなかったので進めなかった。そもそも、ワンルームマンションというものそのものにときめかないのもあるし、わざわざ投資事業として赤字を出すために生活費の一部の領収書を不動産投資の経費として申告する、というテクニックもなんだか生き方としてダサいと思ったのもある。

そんな節税バージンな私が、この度金沢の町家取得にあたり宿屋事業を事業登録し、個人事業主として来年から青色申告をすることにした。実際に、宿屋をオープンさせるまで今年・来年は赤字を大きく出すはずなので、それを反映させた納税体制を作る方がいいだろうと思ったため。

その辺りの税金ルールに明るくないので、15年来の友人で税理士事務所を経営している友人に相談することにした。無料では悪いから課金して欲しいと頼んだところ、5万円で「青色申告と事業登録の手続き含め、相談に乗ってくれる」という。ありがたくお願いして、先日1回目のZoom面談をしていただいたところ、話してみて目から鱗だったこと;

  • サラリーマンを続けながらも、個人事業主として事業を始めることで、赤字を給与と相殺して税金の還付を受けられる

  • 契約や打ち合わせで金沢に行く費用は経費扱いにできる

  • なんなら宿屋経営の参考にするためのホテル宿泊も「視察」扱いとして経費にできる

  • 今後建物を修復する費用は、「修繕」と「資産」に分ける必要がある。前者は一括償却できるが、後者は15年かかったりするから節税観点では嘘にならない範囲で修繕扱いにするのが良い。

  • 例えば蛇口一つ・絨毯一枚単位まで分割して、10万円未満にすればその部分は償却可能。

ほほう・・・と感心してその足で今週末の金沢行きチケットを緑の窓口に買いに行ったのだけど、3万円のチケットが所得から控除できるということは、実質1万8,000円になるような感覚だ。

ぬあんと!!!そんなに安いならもっと頻繁に行けるではないか!!!

同じ国、物価の世界の中で生きていても、自営業フレンズがなんだかフッ軽かつ神出鬼没なのはそういうことか!!!彼らだけあたかも物価安の国に住んでるのと同じか!!!とものすごく納得がいってしまった。下手にお金を残しても課税されてしまうから、彼らはいっそ使ってしまうように生きているのだな、とも。

それで、だとしたら私は10年前から、ワンルームマンション投資でもなんちゃってコンサルでも打ち出して節税してるべきだったんじゃ!?と一瞬後悔したのだけど、それはそれで美意識に反するので、無理しないでよかったわこれからのことだけ考えよう、と思った今日は税金についての開眼の日。

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