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寒い日が続いて湯ポンタさんの季節なので、湯たんぽのすすめ

寒い日が、ちょっとずつ増えてきましたね。

私は普段、小学生の息子とダブルベッドで眠ることが多いのだけど。先日、
「ママ、あれ出してよ、あれ」という。

「え?なんのこと?」と聞き返すと、

「あのさ、あれ、ユポンタ」と息子。

ああ、湯たんぽのことね、とわかるのに数秒かかったが、去年から我が家の冬には欠かせないのがこちら、湯たんぽ。

そう、超ローテクな暖取りアイテム。

そもそもは、1年以上前に、職場にいるイケメンハーフの同僚が「日本人て、湯たんぽをUnderestimate(低く見積もってる)と思うんですよね」と言い出したのがキッカケ。彼が長く暮らしたイギリスやドイツでは、湯たんぽはアウトドア用品として扱われていて、ファッショナブルな冬のグッズ扱いなのだという。だから彼が暮らす家では毎晩二つの湯たんぽを使ってベッドの中の幸福感を最大化しているらしい。

なんのこっちゃ。

日本で湯たんぽというと、おばあちゃんや、田舎のかほりがするもので、一般的なイケメンは湯たんぽを持っていることについてドヤったりしない。彼は今年もノースフェイスのダウンジャケット買っちゃった、というのと同じ感じで「冬は湯たんぽですよね!今年はこの新しいモデル買ったらすごく良くて」と胸を張るイケメンに出会ったのは初めてだったのでちょっとドキドキする。

湯たんぽは本来、別に悪いことは何もないけど、かっこいい感じは全くしないだろう。でも「それが間違いなんです!ワカメさん!!みんな湯たんぽの偉大さに気づいてない!!」と熱を込めて語る彼は新鮮だった。

「騙されたと思って買ってみてください」というので素直に上記の品をアマゾンで注文してする私。届いて使ってみたら、これが、最高に、いい。これを読んだ全員買った方がいい。今、すぐに!!もはや湯たんぽ伝道師になってもいい、私も。

何がいいって?

まず、わかりやすい。

沸騰したお湯を入れたその熱でお布団も私もあったかい、それだけ。こんなダイレクトな世界が、ありますか。電源も、ガスも、電磁波も心配しなくていい。もちろん火事もおこりようがない。使い方を間違えたらおねしょ状態のお布団びちょびちょ事件は起きるかもしれないけど、それさえも水漏れ、で説明がつくわかりやすさ。このわかりにくいことばかりの現代において、もはや救いとしか思えないわかりやすさ。

さらに、意外にぬくもりが長持ちする。ちゃんとお布団の中で使えば朝までふんわり温い。朝まで一緒にいてくれたんだね、と思うと愛おしさも増すというもの。私は朝布団から出て、ベランダの外に出て湯たんぽの水をレモンの木に与える。それでレモンも私も1日が始まる気がする。

(そしてカリフォルニア文化的には理由が三つないといけないから三つ目もお伝えすると)

なんだか幸せ感がすごい!のだ。犬や猫や赤ちゃんと一緒に寝ているのと近いかもしれない。まだらな熱が布団の中にあるというのはこんなに幸福なものか、と夜中にふわっと目が覚めては何回もグフグフする。しかも皆さんには申し訳ないけど(?)私には大型犬のような息子も一緒に寝ているのでもう幸せ倍増だ。

初めて使った時は感動しすぎて、興奮してサプライズで部下の家に送ってみたりしたのだけど、どうやらそれは気持ち悪がられて終了した。いつもこんな失敗ばかりだ。湯たんぽを送る相手には距離感を測ってからにしたほうがいいという反省をえた。

でもあなたには、ぜひ買ってほしい!下記リンクのような硬い方がやけどはしにくいと思うけど、私が持っている上記リンクのタイプもほよほよしてペット感があるのでオススメ。っていうか、もうどれでもいいから、一刻も早くこの幸福感に、あなたも包まれますように。


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