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白うさぎのメッセージの謎解き。

昨日は、デスクに残された不思議なメッセージのことを書いた。

早朝に見つけてから、誰がメモを置いていったのか気になって、仕事の合間に謎解きをする1日になった。

まず思いついたのは、今度会社を辞めることになっている隣の部署のDさん。もともと副業でやっている執筆活動を優先することにしたのかな?と、勝手に想像していたところだった。Dさんと私はたまにランチをするのだが、Dさんはいつも「早くここを出たいんだ」と言っていたのできっと自由に羽ばたいていくことにしたんだな、と思う。そんな彼が私に残すメッセージとして「Follow the white rabbit」は相応しい気がした。

でも本人にチャットで聞いてみたら違うという。そして退職前にまた話そう、とランチの予定を入れた。

次は、バケーションから戻ったばかりの上司。

茶目っ気のあるお兄さんだから、ちょっとした冗談として仕込むかもしれないなと思い、「土日に出社して私のデスクにメモ置いた?」と聞いたら、いんにゃそんなことはしていないぜ面白いこと聞くね君と返ってきた。

上司でもないとなると・・・誰なんだ。謎は深まる。

最後は、常に異常な爽やかさを安定的に発散している同僚、Y。数年前、Yが入社した直後に話す機会があったので、ここで働いている間にやりたいこととかありますか?と聞いたら「僕ね、エベレストに登りたいんですよ。エベレスト登頂は2000万円くらいかかるから、早くお金貯めたいです」とキラキラした瞳で言われた時にはクラクラした。彼は冒険サークルを主催していて、廊下ですれ違うたびに「ワカメさん、スキーに行きません?」「ワカメさん、ダイビングはどうですか?」と聞いてくれるのだけど「絶対嫌だ」と断り続けている。

そんなYに「メモ置いた?」と聞いたら「置いたと言いたいところですが、置いてません。ラブレターがデスクにあったんですか?」とのこと。そうなのよ、と適当に答えつつ、久しぶりにまたキャッチアップしようと言うことでお茶の予定がカレンダーに入れられた。

と言うことで思いつく三人は違った。

もうお手上げだわわからないわこれはと思いつつ、夕方サウナでまたぼおっと考えた。この人かな?と連想していくときに自分がどんなフィルターをかけているか。

  1. 会社の中に入れる人(当たり前だけど、執務スペースなのでセキュリティのゲートを2つ突破できる必要がある)

  2. 私に、イタズラをしてもいいと思っている人(遊び心がある、ある程度私に好意がある)

  3. 「Follow the white rabbit」あるいはインスピレーションを追っかけることを実践している人(私からみた、自由人)

1はさておき、後者2つで想起する顔はどれも好ましい顔ばかりで、この謎解きをしているプロセス自体がすごく楽しかった。ほんの小さなメッセージなので、そこから想像力を1日も働かさせる問いの力ってすごい。

そして、この件で久しぶりに話しかけたことで、二人との新しい予定が生まれた。それが私の追っかけた白うさぎの成果だったか。いずれにせよ、誰だかわからないけど面白いことをしてくれてありがとう!


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