旅で手に入るもの。
オーストラリアの安宿で、
2段ベットの下に居た韓国人は、
本当にだらしなくていつもダラダラしていた。
シンガポールで出会ったトルコ人は、
とても礼儀正しく、
静かにスッと近づいてきた。
インドで行動を共にした中国人は、
とても親切で気遣いのできる人だった。
とにかくエロいラオスの仏教徒。
デカく圧迫感のある体型のアラブ系男たちの繊細な優しさ。
想像していた印象と、
実体験が噛み合わない事は非常に多い。
どちらを大切にすべきか、
当然すぎるがあえて書くと「実体験」だ。
そのギャップが発生する原因は、
その瞬間まで興味を持たなかった為に起きた無知。
言い換えれば、
興味を持つ”動機”が今まで無かったからだ。
旅をすべき理由はそこにある。
新たな”動機”を得られる。
日常生活では手に入らない、思いもよらない”欲求”だ。
旅をすればする程、
行きたい場所が増えるのだ。
旅という”行動”によって、多くの”動機”が手に入る。
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