ボードゲーム「スマートフォン株式会社」のルールが分からなすぎるので整理する①

久々に、ルールを読んでも理解できないことが多すぎてゲームが始められなかった(笑)
ちょっと整理する必要があると思ったので、ここにルールを書き出そうと思う。

1.ゲームの目的

まず始めに、このゲームの目的は「勝利ポイント(VP)を1番多く獲得した人」となる。
そして、VPを獲得する方法は以下の3つ(4つ)となる。

①商品※1を販売する
②ボード上の各地域ごとで1番多く商品を販売したプレイヤー
③スマートフォンの最新技術を最初に発明したプレイヤー
(④小売業者のある地域ごとで取引(物流)したプレイヤー)※2
※1 作ったスマートフォンの販売
※2 ④は5人未満で遊ぶ場合に適用される

2.ゲームの準備

次にゲームの準備で行う小売業者タイルについて、2~5人プレイ時の小売業者の配置は以下の考えとなる

・2人プレイ時
中国、カナダ、カリブ海とそれ以外の地域でプレイヤーが初期配置するオフィスマーカーが配置されていない場所(5ヶ所ある内の3ヶ所)に小売業者タイルを配置する必要がある。
配置ルールは、ボード上の地域名の右に記載されているサイズのマーク(S・M・L)と小売業者タイルの左上に記載されているサイズのマーク(S・M・L)が一致したタイルとし、小売業者タイルの裏表のどちらかをランダムに選択して配置する。

・3人プレイ時
ヨーロッパ、RSAとそれ以外の地域でプレイヤーが初期配置するオフィスマーカーが配置されていない場所(5ヶ所ある内の2ヶ所)に小売業者タイルを配置する必要がある。
配置ルールは2人プレイ時と同じ。

・4人プレイ時
カナダとそれ以外の地域でプレイヤーが初期配置するオフィスマーカーが配置されていない場所(5ヶ所ある内の1ヶ所)に小売業者タイルを配置する必要がある。
配置ルールは2人プレイ時と同じ。

・5人プレイ時
小売業者タイルを配置しない。

※プレイヤーの初期配置するオフィスマーカーの場所は、黒がAfrica、黄がIndia、緑がNorth africa、赤がCIS、青がSouth Americaとなっている。

3.ゲームの手順

ゲームは5ラウンド行い、1ラウンドは8つのフェイズに分かれている。

①フェイズ1(計画フェイズ)
・ 1ラウンド目
2枚のパッドタイル、初期改善タイルを使用してフェイズ2~6の内、どのフェイズを実行したいのかをタイルを組み合わせて計画する。

・2ラウンド目~5ラウンド目
2枚のパッドタイル、初期改善タイル、獲得した改善タイルを使用してフェイズ2~6の内、どのフェイズを実行したいのかをタイルを組み合わせて計画する。

【組合せルール】
・パッドタイルは6つの区画に分かれており、2つのパッドタイルを1~4つの区画が重なるように組合せしなければならない。
※組み合わせるときは、重ねるタイルに対して斜めで重ねてはいけない。
必ず直角となるように重ねること

・改善タイルは2つの区画に分かれており、初期 改善タイルおよび獲得した改善タイルは、パッドタイルまたは改善タイルと重なるように組み合わせる必要がある。

まずパッドタイルと重ねる場合は、改善タイルの2つの区画がパッドタイルの2つの区画と重なるように組み合わせる。
※2枚のパッドタイルの1区画ずつを改善タイルで重ねるのは可能
改善タイルの2つの区画をパッドタイルの2つ
の区画で隠すように重ねることは出来ない。
ただし、改善タイルの1つの区画だけをパッドタイルの1つの区画で重ねるのは可能

次に改善タイル同士を重ねる場合は、1つの区画が重なるように組み合わせる。
2つの区画が重なるように組み合わせることは出来ない

②フェイズ2(価格設定)
・商品価格の決定
①で計画したタイル上で見えている「$」マークを確認する。
「-$」のマーク1つにつき「-1」として計算し、「+$」のマーク1つにつき「+1」として計算する。
全体ボードの価格ブロックにある自分の商品マーカーを合算した計算値と初期価格「5」で合算した結果の値に該当する箇所に配置しなおす。
例)「-$」のマーク2つ、「+$」のマーク1つの場合は「5-2+1=4」となるため、全体ボードの価格ブロックの4の位置に自分の商品マーカーを配置しなおす。

「$」マークがない場合は、初期の「5」のままとする。

・フェイズ4以降の優先順位を確定する。
【おすすめ】仮の順番を表すコマ、タイル等を用意することをおすすめします。

確定した全体ボードの価格ブロックなある商品マーカーの内、1番小さい価格となったプレイヤーが1番手、次に小さい価格のプレイヤーが2番手、
次に小さい価格のプレイヤーが3番手…と繰り返し確認してプレイヤー人数分の順番を確定させる。
もし同数価格のプレイヤーが複数いた場合は、スコアボード上のVPが少ないプレイヤーが先の手番となる。

スコアボード上のVPが同率の場合は以下の方法で優先順位を決める。

1番目:VPが同じ数のプレイヤー同士の中でフェイズ4で生産した商品の数が少ない方を先の手番順とします。
数が同じ場合は、2番目で判断する。
※事前にフェイズ4の終了時に確認しておくこと

2番目:VPが同じ数のプレイヤー同士の中でフェイズ5で研究した技術の数が多い方が先の手番順とします。
数が同じ場合は、3番目で判断する。
※全体ボード下部にある技術の研究領域でオフィスビルの数が1番多いプレイヤーを先の手番順とします。

3番目:VPが同じ数のプレイヤー同士の中でフェイズ5で獲得した特許タイルの数が1番多いプレイヤーを先の手番順とします。
数が同じ場合は、4番目で判断する。

4番目:VPが同じ数のプレイヤー同士の中でコイントスまたはじゃんけん等を使用しプレイヤー同士が納得できるルールで決める。

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