写真をやっていると日本が楽しい

写真をやっていて良かったな、と思う理由は、『日本』をより満喫できるからだ。

四季折々の風景や催し事を見逃さず写真に残そうと思うので、自然と季節の変化や周りの情報に目がいく。

Twitterで写真家をフォローしていると、タイムラインに沢山の季節の写真が流れてくるから、そのだけでも季節を感じられる。

私は山育ちで、しかも毎日山を登り下りしていたから、あまり山の風景に思い入れがない。

しかし、都会に来てしばらく離れ、写真家の鮮やかな現像写真を見ると、山々に対する見方が変わった。

秋になると、どんぐりやまつぼっくりが大量に道端に落ちていたが、これも今や尊い情景だったなあと感じる。

私は、山育ちもあってか、海への憧れが凄かった。一時期、毎週海に通って、海を眺めているくらい好きであった。写真も沢山撮った。海以外にも川を撮る。空も撮る。日本の古風な建物や伝統行事も撮る。和食なんかも撮ってしまう。

そのうちに日本の独特な文化や魅力に気付き始める。自分の知らぬ間に染み込んだ習慣や感覚を自覚する。それらが自分を成り立たせてきていると感じると、更に愛おしく感じるのだ。

写真をやる前と違った目線で日本が見れるようになってきた。日本史や伝統行事は苦手な人間だったが、もっと知りたいと思うようになった。

スマホでも良いから写真を撮る事をお勧めしたい。スマホのカメラも大分発達してきていて、その性能にとても驚く。カメラは何でも良いと思う。

撮る対象はなんでも良い。好きな食べ物でも、子供の写真でも。自分が特に撮りたいものを撮るのが良いと思う。

撮り方も好きで良い。

撮る事で、その景色や出来事をいつもと違うものにできるかもしれない。そしたら、もっと今が楽しくなるかもしれない。

今日も私はカメラを持ってお出かけする。

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