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調整変更された恐竜人間 79


恐竜人間の魂は、誰かが( 外からやってきた宇宙人や、地球で転生を何回か行って、地球人としてのアイデンティティを持った者達など)
 
その中に入って、そして恐竜人間をやっていた、というのではなく、恐竜人間の為に、全く新しく、新規に、この地球霊界の中で人造的に造られています。
 
だから、彼らは魂のあり方としての「 実存からの反映を」受けた存在ではなく、切り離された存在としてその生をスタートしました。
 
だから、この部分が寂しさ、悲しさの様な気持ちになり、更にそれが裏返って、人間に対しての憎しみ、冷酷無慈悲な残虐な行い、に結びついています。
 
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  【 調整変更された恐竜人間 】
 
 
384・恐竜人間プロジェクトを立ち上げた一団は、生命というものに対しての理解度が低い者達だった。
 
特にエル・ランティ派の人間たちの特徴は、「 愛」と「 情」の区別が付かない所にある。 だから彼らは、自分達への裏切り行為は徹底した攻撃性と冷酷性を見せている。
 
「 情」という形質の本質は、その中に元々二元性を内包し、「 感情への執着」という部分と、それが時つんげんしなかった時、裏切られた時に発現する「 冷酷さ」という相反する情動を有している。
 
歯止めのない恐竜人間に( エル・ランティが初回の恐竜人間に対して感情を抑制「よくせい」するリミッターを外している。)この情という形質が組み込まれた時に、既に(すでに)その運命は決定的だったと言える。
 
恐竜人間はさておいて「 情動を」組み込まれていない純粋な存在である恐竜達は、すくすくと白亜紀末まで進化していった。 勿論、途中で幾つかの大絶滅の危機もあったが、ジュラ紀、白亜紀と次第に巨大化し、多様性を成し遂げ、一大恐竜文化を築いていった。
 
 
2回目に降ろされた、調整恐竜人間たちも、白亜紀の末には人間との共生実験が行われている。 しかし「 邪悪さ」を取り除いた筈の恐竜人間は、ここでも矢張り、人間を襲って殺して、食べてしまって
いる。
 
しかし、それは、この当時の人間達も同じで、同族に対してはあまりそういう事はしていなかったが、敵対関係に有ると、人間同士であっても、殺して食べている。
 
身内を食べる様な習慣も有ったが、それは、その親しかった者から力をもらう為に、その部位を食べるという習慣だった。
 
恐竜人間にとって人間の女性というのは戦利品であり、それを犯して囲って食べている。 女性は勿論、恐怖は有るが怒りもあり、拉致(らち)されていても選択権は自分にあると思っている。 無理矢理というのはこの時代でも誇りを傷つけられる行為だった様だ。
 
食べる、という事に対しては、食料があまり無い時代だったから。そういう文化であったという事もあるが、以前の( 初回の)恐竜人間の時の様な、極端な「 邪悪さ」が人間に向けられるという事は無かった。( 人間を楽しみの為に殺したり、だとか、玩具にしたり、等。)
 
当然、この2回目の、調整恐竜人間と人間との間には子供が生まれるが、今回のケースでは、大体その子供は人間界に戻されている。父親の興味本位で恐竜人間社会に残された子供は、下手をすると、他の恐竜人間に食べられたりしている。
 
 
この2回目の、調整恐竜人間と人間との共生実験は、その可能性を探る事にあった。 そしてその結果、人類の肉体はほ乳類にする、という事に決定された。 その理由は…
 
 
1:相対的に大人しくなったとは言え、コントロール出来ない、制御不能なエネルギーを抱えた侭(まま)の肉体に不安があった。( いつ暴走するか分からない不安)
 
 
2:哺乳類は皮膚が薄い故に、地球(宇宙)の気を容易に受け取る事が出来る。昆虫や爬虫類は他の器官でこれを受けている、しかし、そのシステムは哺乳類が受ける気と少し違うものであった。
 
又、その薄い肌と肌を密着させる事が出来る「 スキンシップ」という感覚は「 慈愛」を発露させる肉体的なベース( →元になるもの、土台、基礎の意味)に成り得るとの判断がされている。( この感覚は非常に大事なものの様だった。)
 
 
3:恐竜人間には致命的なDNA( 遺伝子)の欠陥があった。
 
この事で、彼らの未来への可能性が人間よりも限定されてしまっていた。進化分岐遺伝子が、どんな触媒(しょくばい)によっても発動しないという事が分かった。
 
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しょくばい【触媒】
[名]
それ自身は化学変化を起こさないが、他の物質の化学反応を促進または抑制する物質。
「触媒作用」
 
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進化分岐遺伝子は、主に生物のアセンション( 次元、認識の上昇)時期と絡んで(からんで)発動する様に設計されているが、これが、正常に機能しないという事が見つかった。
 
この進化分岐遺伝子は、良い方にも悪い方にも機能するが、我々地球生命の多様性の要(かなめ)となる遺伝子でもある。
 
( 進化分岐遺伝子とは、生命の進化系の分岐点で発動して、奇形ではない突然変異を起動するもの。この場合の奇形とは「 ランダムな選択」という意味で、そうではなく、ある特定の方向性を持って突然変異を可能にする、というもの。目的がある。)
 
これ迄、この進化分岐遺伝子が、人類に発動した事があるのかというと、試験的な小さなものは有ったが、本格的に全体が一度に切り替わってゆく様な大きなものは一度も発動していない。
 
この進化分岐遺伝子は、20年後以降の地球に生き残った人々が、少しずつ、そのスイッチをオン(入り)にしてゆき、そして、この20年後のアセンション( その時点で地球に生き残っているというのは、アセンションが出来ているという事です。) の後に訪れる大アセンション時に発動する予定になっている。( 全てのスイッチがオンになる)
 
 
この事実、進化分岐遺伝子をいじれば、自分たちの存在上昇に関わると気づいてしまった者達、科学技術で、それを操作して、肉体のみを進化させてしまった存在がいる。
 
別の言い方だったら、自らを構成している物質波動だけを上げた、自らの元である、魂魄体の振動を精妙にして高めた…という連中がいる。( 他の星の人々は、我々の様に物質波動を固定されていない)
 
それが、エル・ランティやモーゼ、エホバといった科学偏重(かがくへんちょう)の星の人達だった。
 
しかしそれでは、生命としての精神とのバランスが取れず、地球においての学びが必要な段階であった、という事。 しかし、この進化分岐遺伝子のスイッチをオンにするという技術が、その程度の精神レベルの生命体でも入手出来てしまうという事、
 
それそのものが、大きな問題で、それがこのオーム宇宙であるという事実が、この最後の進化実験の星、地球の存在意義につながっている。
 
 
・・そして、此処迄(ここまで)時空の修正を重ねてきたが、結局どうしても時空の歪みを根絶する事が出来ず、最終的には、白亜紀の末に一回清算しなければどうにもならなくなって仕舞った。
 
その侭(まま)では、霊界にも大きな歪みの波及が進む事になり、何とか現象界だけで清算したかった、というのが有る。
 
それが「 白亜紀の大絶滅」、6557万年前の出来事だった。
 
 
現象的には、この様な修正を時空を越えて行っているが、根本的な土台からの修正も行っている。( 痕跡を消し、恐竜人間プロジェクトそのものが無かった、という世界線にねつ造する、という意味)
 
今から36億年前にまで遡り(さかのぼり)、大元の材料から組み直しをしている。 この年代まで遡ったのは、時空の組み直しのサイクルパターンの区切りの部分に有ったという事ともう一つ、丁度36億年前の地球には大した事件が無くて、影響が少ない時期だったからというのがある。
 
又、人間の潜在意識まで達してしまっていた( 染み込んで拡散してしまっていた)、恐竜人間から受けた恐怖を取り除くには、その時代まで遡る必要があったから。 ( それでも全ての記憶は取り除く事が出来なかった。)

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これら、恐竜人間から受け続けた恐怖と、陰始やエホバ、エル・ランティらが人類に対して仕掛けた、エネルギーの吸血、搾取(さくしゅ)システムが、人類の未来をどうしようもないものにしてきました。
 
そして、これらの大きな構造に気づかなかった、気づこうとしなかった人間の愚かさ、ミスもこれらの動きに拍車をかけています。