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田舎で民泊物件探すならこんな物件にするべし

現在田舎で2軒旅館業民泊を運営中の私。
ありがたいことにエアビーのスーパーホストで★は4.99である。(2023年12月時点)

どんな物件でも工夫次第で高評価レビューを得ることはできる、と言いたいところだがそんなことはない。
高評価レビューを得ることができる物件=ゲストからの満足度の高い物件を用意する必要がある。

私がもう1軒物件を増やすなら以下の条件はマストだと思っている。

1.非日常感がある
例 富士山が見える、オーシャンビュー、見渡す限りの田園風景、清流が目の前、温泉付き、広い庭がある、など

旅館やホテルではなく民泊に宿泊したいゲストが共通して求めているもの、それは「非日常感」だ。
自宅とは違う、旅に来た感覚を味わえる、滅多に味わうことのできいないそれを求めて来る。
非日常感の無い物件で田舎で成功するのは難しいだろう。

2.隣の家との距離が近くない
田舎の民泊には多数の若者が飲み会をするために泊まりに来る。
普段とは違う場所に遊びに行き羽目を外したいのだ。
庭が広ければBBQを楽しみたいだろう。綺麗な景色を見ながら語り合いたい、夜に星空を見たい、夏は花火をしたい、など様々な計画をして泊まりに来るに違いない。

隣の家との距離が近いと、そんな若者たちに「くれぐれも静かにするように。騒音を出したら罰金取るよ」などと注意をせざるを得ない。
クレームが発生してしまうと民泊を運営しづらくなるし、こちらにも大きなストレスとなる。

なので最初から隣の家と距離がある物件を探すようにしている。
あまりに口うるさく注意しすぎると高評価レビューを得づらいし、無駄なストレスを感じたくないからだ。

3.道が分かりやすくで容易にたどり着ける
田舎には地元の人でも通るのを嫌がるようなとんでもない道が今でも普通にある。夜に外灯も無いような、熊が今にも出てきそうなそんな道。
そんな道を通らないとたどり着けないような物件は絶対に避けるようにしている。
田舎の民泊に来るのは若者がメイン。
普段運転に慣れていない若者にそんな道は難易度が高すぎる。
最近は外国人も車で来てくれるが、異国の地でそのような道を通るのは私だったら絶対に嫌だ。

だからどんな初心者でも容易にたどり着けるような場所にある物件しか買わないようにしている。

4.誰もが簡単に出し入れできる駐車場がある
上述したように田舎民泊のメインターゲットである若者が難なく出入りできる駐車場は必須だ。
10回以上切り返さないと停められない、駐車場の入り口が狭すぎてワゴン車は入れないなど、車を出し入れするたびにストレスになるような物件は避けるようにしている。

複数家族、グループに対応できるように2~3台以上のスペースがあるとなお可。1台だけだとターゲットが限られてしまう。

できれば・・・平屋
小さな子連れファミリーを呼びたいなら平屋に限る。
子供が寝静まった後に大人だけで語らいの時間を持つのが田舎への旅行の醍醐味ともいえる。
2階建だと子供の様子を見に階段を登らないといけない。平屋だと扉を開けるだけで済む。
そしてメンテナンスもしやすい。
外壁や屋根を直す際に2階建だと派手に足場を組まないといけないが平屋だとそういうわけでもない。

私は少なくとも上述の4項目を満たす物件しか買わないようにしている。
そんな物件はなかなか無いので見つけるのはかなり苦労をする(予算もあるし)

この4項目を満たさない物件は、おそらくどんなに丁寧に管理清掃しても★5のレビューを毎回もらうのは難しいと思う。
どうせ民泊を始めるなら満足度の高い物件で始めたほうがいい。

そして平屋であればなおいいと思っている。

参考になれば嬉しいです☺


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