初心者でも露出設定なしで写真がうまく撮れる方法(ポートレート編)
◼︎ まえがき
こんにちはENtYです。
本日は”初心者でも露出設定なしで写真がうまく撮れる方法”
こういったテーマで話していきましょう。
一眼レフ・ミラーレスカメラというと、
絞り・シャッタースピード・ISO感度の設定が難しいというイメージを持たれる方が多いと思いますが、実はここに書いてある方法を最初に設定しておくだけで、誰でも簡単にクオリティーの高い写真が撮れるんです。
注意:
・カメラ・メーカーごとに設定方法は違うので個々のカメラの設定方法についてはカメラの説明書を見て設定してください。
・あくまでも初心者向けのコンテンツになるのでプロを目指している、より高みを目指している方は回れ右でお願いします。
•RAW現像をされる場合はこの設定が適さない場合があります。
◼︎ 結論(Aモードで撮ろう)
結論からいうと。。。。
初心者の方は以下の設定で取ることをオススメします。
露出モード:Aモード(F値:開放)
露出補正:+1
SS:AUTO (オプション:ISO AUTO低速限界1/125)
ISO:AUTO
なんか見たことない設定がいっぱい出てきましたね。。。
心配いりません一つずつ見ていきましょう。
◼︎ 露出モード:Aモード
Aモード(絞り優先モード)とは・・・
ボケ具合だけを自分で設定できるモードのことです。
それ以外の設定はカメラが絞りにあわせて良しなにやってくれます。
スマホでなく一眼レフ・ミラーレスを買った人は背景がボケた写真が撮りたいと思う方も多いのではないでしょうか?
特にポートレートの場合・・・
主題は人物なので、それ以外をボカすことによって、見せたいものがハッキリするのでオススメです。
◼︎ 露出補正:+1
なぜカメラが適正露出を出してくれてるのに露出補正を+1するの?と思ったかた→鋭いですね!
確かにカメラは適正露出を目指して明るさを決めてくれます。
ただしカメラが思う適正露出 = 人間が美しいと思う露出ではないんです。
人間は明るいものを美しいと感じるようにできているためカメラが思う適正露出よりも少しあかるくするよう指示してやる必要があります。
◼︎ SS:AUTO (オプション:ISO AUTO低速限界1/125)
さあ、なんかカッコ書きでよくわからないオプションが出てきましたね
安心してください。ちゃんと説明します。
AUTOモードの時は基本的に絞り・シャッタースピード・ISO感度がカメラ任せなのはもう知っていますね。
カメラが勝手に値を決めるので、必ずしもそれがこちらの意図するものとは限りません。
例えば夕方になり、あたりが暗くなってきて、よりカメラの設定を明るくしなくてはいけなくなった時、カメラは当然シャッタースピードとISO感度を上げようとします。(Aモードなので絞りは固定)
しかしシャッタースピードが上がりすぎると、手ブレの原因になる場合があります。
その手ブレしないギリギリを設定するのが”ISO AUTO低速限界1/125”というわけです。
◼︎ ISO感度:AUTO
さあ長くなりましたが最後の設定です。
ISO感度はAUTOにしておきましょう。上で話した通り絞りは固定、シャッタースピードには制限があるとなると一番自由が効くのはISO感度です。
ISO感度はカメラに自由に決めさせてあげましょう。
◼︎ まとめ
いかがでしたか?
今日は”初心者でも露出設定なしで写真がうまく撮れる方法”を学びました。
ではもう一度設定をおさらいしておきましょう。
・露出モード:AモードでF値:開放で撮りましょう。
・露出補正:+1して少し明るくしましょう
・SS:AUTOでISO AUTO低速限界1/125を設定しましょう。
・ISO:AUTOでカメラに任せましょう。
とりあえずこの設定で良い写真は撮れるでしょう!
でも、もしこの設定で物足りない写真だと感じるようになったら、それはもう一歩足を進める時かもしれません。
次回はマニュアルモードでの撮り方を教えます。
ではまたの機会に。。。
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