見出し画像

#56 【PR TIMES(3922) 事業推移】利用企業社数は7万9千社!国内シェアNo.1のプレスリリース配信サービス!

今回はPR TIMESについて取り上げます。



会社概要

同社は、国内シェアNo.1のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を提供。このサービスは、企業、官公庁、自治体などが報道機関向けに作成した発表資料やプレスリリースを広く配信するプラットフォームを提供し、メディア関係者だけでなく一般の人々にも閲覧が可能です。

また、国内上場企業の半数である52.2%がこのサービスを利用しているとのことです。特に、東証グロース市場でIPOを行った企業の75.7%が上場時にPR TIMESを活用したというデータも示されているようです。スタートアップ企業を中心に、「PR TIMES」をマーケティングやブランディングの観点から活用する傾向も高まっています。

業績推移

2023年3月通期の売上高は、前期末の49億円から8億円増加し、57億円に達し、前年比で18%増加しました。同社は過去5年間で平均年間成長率(CAGR)が27.15%という驚異的な数字を記録し、業績の持続的な成長が確認されています。営業利益率も20.9%に達し、健全な経営を続けており、競争力を維持しています。


コスト構造

売上原価の割合は2015年から2023年にかけて減少し、31.6%から11.1%にまで低下しました。

一方で、販管費の割合は年々変動が激しく、2015年から2022年にかけては51.1%まで低下したものの、2023年には68.1%に急上昇しました。

財務状況

2023年3月期の自己資本比率は78.6%でした。また、有利子負債は0億円となっています。



会社の財務状況を見てみましょう。2023年2月期の総資産は52億円で、うち流動資産が44億円、固定資産が8億円となっています。現金は37億円、売掛金が6.5億円です。有形固定資産は2.5億円です。

負債は8億円で、うち流動負債が8億円、固定負債が10万円です。

純資産合計は45億円で、そのうち資本金が4億円、資本剰余金が4億円、利益剰余金が37億円となっています。



キャッシュフロー

最後にキャッシュフローについて見ていきます。2023年3月期のキャッシュフローは以下のとおりです。

営業キャッシュフローは6億円、投資キャッシュフローは△2億円、財務キャッシュフローは△1億円でした。


まとめ

「PR TIMES」の利用企業社数は79,759社、国内上場企業の53.2%がこのサービスを活用されています。

ミッションである「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」の実現を追求し、主力事業であるプレスリリース配信サービス「PR TIMES」の基盤を今後も強化しています。

最後までご覧いただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?