「鈴木敏夫とジブリ展」@横須賀美術館
今日は休みだったので、横須賀美術館まで足を運んでみた。散歩がてら横須賀方面に足を伸ばした際に広告があり知った。
横須賀美術館は観音崎のすぐそばであり、京急を乗り継いでいくと、最寄りは黒船でお馴染みの浦賀からバスに乗ることになった。
観音崎は唯一あった食堂みたいな建物が閉館(恐らく防災上の理由からか?)になっていたのでバテない程度に腹ごしらえしてから向かうことをお勧めする。
観音崎から美術館は徒歩5分くらいだが少しうらぶれた観音崎に美術館のお土産の袋を下げた春休みのお友達連れ、ご家族、カップルとすれ違う。
横須賀美術館は車は満車だが比較的スムーズに入れた。
鈴木敏夫氏の生い立ちやエピソードからもちろんスタジオジブリの作品世界満載でかなり見応えがある。
もちろん馴染みのある作品のコンテやメモも惜しみなく展示されている。
筆者個人が思い入れが深い作品は「風の谷のナウシカ」である。映画版のラストシーンの「鳥の人 エンディング」を思い出して万感こみ上げてくるものがあった。
全体的に「ジブリでの創作裏話」も多いほか、鈴木敏夫の蔵書やDVDを置いているコーナーもあるが、精力的に産み出されたあの作品群は「個人のインスピレーション」やなんらかの「仕事の信条」などで説明出来ない神がかり的な何かを感じる。
そんなこんなで2時間近く滞在しただろうか。平日だがとても賑わっていたが、混みすぎてもなく良かった。
なお、隣でジブリとは別に谷内六郎館で「日本の巨大ロボット群像」というイベントも開催されている。私自身はそこまでロボットにハマった事は無かったのだが、鉄骨の構造物や港湾設備などの巨大設備を見るのは好きである。何か通底するものがあるだろうか、とふと思った。
最後に、本日時点で桜は咲いていなかった。例年より遅い気がするが、楽しみである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?