私の情緒が心配になる年がついにやってきます!2023年楽しみで仕方ないミュージカル作品
もういくつ寝るとお正月・・・怒涛の2022年がそろそろ終わり、新たな年を迎えることになりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? どうも、エンタステージ編集部3号です。2022年も大変お世話になりました! 今年も素敵な作品が沢山上演され、充実感に満ちた日々が過ごせたのではないでしょうか。
2022年も胸ときめく作品ばかりでした
個人的に特に印象的だったのは、『ハリー・ポッターと呪いの子』や『千と千尋の神隠し』など、小さい頃から慣れ親しんできた名作映画から生まれた舞台でしょうか。幾度となくスペースやコラムで生粋のエンタメっ子と称してきた3号、もちろん映画も大好きなのです。
自分が演劇というものに触れる前から好きだった作品が、素晴らしいキャスト、スタッフの皆様の手によって舞台上で展開されるというのは格別な特別感がありますよね。大好きな名作を新たな形で楽しませてくれることに感謝しています。
そして、2023年もそんな感動を味わえることにこの上ない幸福を感じております・・・! 3号のこと知ってる方なら察してる方もいらっしゃるかと思いますが、そうです、3号がこの人生の中で一番好きな映画『ムーラン・ルージュ』の日本人キャスト版がついに2023年夏に上演されるんです・・・! 幸・・・!
人生で一番好きな映画のミュージカル版がついに日本で・・・!
『ムーラン・ルージュ』はバズ・ラーマン監督によるラブストーリーでありミュージカルも堪能できる映画で、2001年11月に日本で公開されました。フランス・パリにあるキャバレー「ムーラン・ルージュ」が舞台となっており、花形の踊り子・サティーン(ニコール・キッドマン)と上流階級出身で作家志望の若者・クリスチャン(ユアン・マクレガー)の愛の物語が描かれています。
“ロミオとジュリエット”のような二人のラブストーリーが、ビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなどのナンバーと共に紡がれていく様に魅入られてしまうのです。
2018年にはアメリカでミュージカルが上演され、テンション爆発した3号は仕事を2週間ほど休んで見に行きたいと密かに計画していました(当時、前職に就いていたのですがとても多忙なところ)。忙しさと諸々の事情により見に行くことが叶わず落ち込んでいたこともありましたが、2021年にこれまた3号のテンションがぶっ壊れる素敵な発表があったのです・・・! 2023年に東京・帝国劇場で上演・・・! そのころから2023年が楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。
2022年12月現在、まだキャストは発表されていませんが、サティーンもクリスチャンもきっと素晴らしい配役になると信じています。どちらかというとサティーン推しな私ですが、一番楽しみにしているのはアルゼンチン人です。
私が本作で一番好きなナンバーが「El Tango De Roxanne」。純粋無垢だったクリスチャンが初めて“嫉妬”という強い衝動を抱く時に歌われるナンバーなのですが、アルゼンチン人の低音でワイルド、ライオンのように雄々しい歌声に、クリアで透き通ったクリスチャンのピュアな歌声が乗っかることで素晴らしいハーモニーと新鮮な“感情”を生み出すのです。なので、アルゼンチン人は私の中でとても重要なキャラクター。大好きな楽曲がどんな歌声で紡がれるのか、そして日本語訳がどうなるのかとても楽しみです!
また、楽しみにしているのが、映画版にない楽曲がブロードウェイ版で増えていること! レディ・ガガの「Bad Romance」が本作仕様になった「Backstage Romance」は特に生で聞いてみたいと思ったナンバーのひとつです! 本作の注目ポイントのひとつは、やはりさまざまなアーティストの楽曲が使われていること。すでに名曲揃いでしたが映画公開後の2009年に発表された「Bad Romance」が2018年に上演されたミュージカルに盛り込まれているという、往年のファンにも新たな楽しみをくれるような構成に感謝しております・・・!
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の公式サイトに行くと分かりやすいと思うのですが、Spotifyでブロードウェイ版キャスト歌唱の楽曲を聞くことができます! ミュージカル仕様のアレンジにミュージカル版でしか聞けないナンバー、公開してくれてありがとうございます・・・!と感謝に感謝を重ねて頭を下げて床にめり込むほどです。ぜひ皆様にも聞いていただきたいです。
また、2021年9月に発表された「第74回トニー賞」では『ムーラン・ルージュ』がミュージカル作品賞・主演男優賞など最多10部門を受賞したのですが、その際のパフォーマンスも素晴らしい! CBSさんのTwitterにてその動画が投稿されているのでこちらもぜひ覗いてみてください!
他にも好きな作品が舞台化されてワクワクです!
と、楽しみすぎてずっとそわそわワクワクしている3号なのですが、他にも楽しみな作品があって情緒が大変です。好きな作品の舞台化ということであれば、『キングダム』と『SPY×FAMILY』もそうなんです・・・! 『キングダム』は父と弟と一緒にアニメを見て楽しんでいて、実写映画版も何回も見返すくらい好きですし、『SPY×FAMILY』も原作が好きで読んできていたので、舞台化発表の時は衝撃と共に嬉しさがこみ上げてきましたね。「FNS歌謡祭」で森崎ウィンさん、唯月ふうかさんによる歌唱披露ご覧になりましたか・・・! 最高でしたね。そしてアーニャがとても可愛かったですね・・・!
ちなみに『キングダム』は映画版の楊端和(長澤まさみ)が好きすぎて、舞台版でもとても楽しみにしています! 美しく、強く、かっこいい! 初めて映画版を見たときはこの楊端和のアクションシーンを大きなスクリーンでまた見たいと思って再び映画館に足を運んだほど。舞台版では梅澤美波(乃木坂46)さんと美弥るりかさんが演じられるということで、美しさ、カッコよさは確約されているのであとは実際に動いている姿を拝ませていただくだけですね。
私はもう今から2023年の自分の情緒が心配でたまりませんが、皆さんはいかがですか? ちなみに、私は今年中に少しでもこの高ぶりすぎている気持ちを落ち着かせるために12月29日(木)19時からTwitterのスペースにてただただ好きな気持ちを垂れ流す「『ムーラン・ルージュ』同時視聴会」を予定しています。
2023年に入ってからもやろうかなとは思っているのですが、とりあえず気持ちを整えるためにも年内に一度(笑)。視聴会後にはここで書ききれなかった楽しみな作品についてひたすら思いを吐き出そうとも思っているのですが、もしよろしければ聞きに来てくださいませ。
2023年も皆様にとって素敵な一年になりますように。
(執筆:エンタステージ編集部3号)
◆公演情報
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』
2023年夏上演予定 東京・帝国劇場
舞台『キングダム』
【東京公演】2023年2月5日(日)~2月27日(月)帝国劇場
【大阪公演】2023年3月梅田芸術劇場メインホール
【福岡公演】2023年4月博多座
【北海道公演】2023年5月札幌文化芸術劇場hitaru
ミュージカル『SPY×FAMILY』
【東京公演】2023年3月8日(水)~3月29日(水)帝国劇場
【兵庫公演】2023年4月11日(火)~4月16日(日)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
【福岡公演】2023年5月3日(水・祝)~5月21日(日)博多座
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